〝[【ト❲፤❳イレ】で]⊆{[【始まる】]}∈ ({[【ABC】]})=({[【《ディス》オーダー】ズ ]})∈ ❨({[【《オーダーズ⟬:⟭》】]})❩〟
第九話:誰が昼飯を教室で食べさせてくれと頼んだ?誰が話し掛けてくれと願った?〔恐怖の弁当・昼食時間〕
第九話:誰が昼飯を教室で食べさせてくれと頼んだ?誰が話し掛けてくれと願った?〔恐怖の弁当・昼食時間〕
四時限目の授業が終わった。立ち替わりに
俺の座って居る席は、チャンチャラ
そんな限界系ぼっちにして主人公の俺は、外の景色を見に、視線だけ左上の方に動かして、左側の窓の方を
‥‥
然し外はとかく暗い。体育の時は雨が降って居なかったのに、暗雲がこの辺りの空を掻き暗して居る。向こうの方には白い雲はあるようだが‥‥今降り注いで到達する自然光の明度は、ひとにとって十分なものとは言えぬ。つまり頼れる明かりとしては教室と廊下の天井に引っ付いて居る、
昼休みに突入した事だし、俺も
後ろの
俺は
反対に俺が
‥‥運が強いとか言っても、俺みたいに必ず幸せになるとも限らないんだからね!
こうして俺は一個の紙コップを取ったら、教室の扉を出て、ここから割と至近にある水道の手洗い場の方に歩いて行く。
木の壁。木の床。廊下。通るひとびと。
やはり昼休み、廊下を通って居ると多くの生徒たちとすれ違う‥‥こうした人に向けられる視線の辛さは
廊下の
こうして恐怖と不安に駆られた俺が、下を向いてトボトボ廊下を歩けば、見も知らぬ女子生徒という人間たちがこちらを向いて——『俺がこう生きて居るのを強く批難する様な目と口を開けて』——
視線が
少し上を向いて彼らの顔を見るだけで世界が終わるかの様な恐怖を感じちゃう!悔しいが俺の身体が感じて仕舞うんだ!‥‥この様にヒヤヒヤソワソワギクギクして日常生活に支障を来たし掛けて居るので、俺はマトモに、普通の、一般の人の様に過ごせたモンぢゃ無い。今日の今
手洗い場に着いて、手を洗うついでに水を汲む。恐らくアルミニウムで出来た流し場のヘリにコップを置いた俺は、石鹸と水で念入りに、ひとより時間を掛けて手を洗う。ハンカチでそれを拭き終われば、当然紙コップに水をなみなみに注ぐ。
こうした時、若干周りの同学年の人から不自然の目で見られる事もあるが、これは逆に気にしない。こんな妙な視線に限っては、どうでも良い。
元から目立つ単独行動を繰り返して来たぼっちの俺にとって、この様な視線は——飽く
今向けられて居るのは、ただの
‥‥この様に、ぼっちになれば、少なくともある側面においては必ず精神面が
とまれかくまれ‥‥こうしていつでもぼっちを貫いて居るアホウみたいな俺は元の教室へ移動し、紙コップを置いて自分の席に座った。そして両目を
教室の
音に
でも変わらなかった。無理だった。現実は非情である。観念した俺は直ぐに目を開けた。
‥‥ならば下らない思考に没頭するしか無い。
——ぼっち飯。〔BOTTSIMESHI〕。昼御飯を食べる時には必ずぼっち飯でなければならない‥‥という、俺にはひとつの流儀がある。
流儀はカッコいいのである。サマになるのである。
モノを食べる時はね‥‥こうやって、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ‥。こういうので良いんだよ、こういうので。
そんなストレスの無い、何と無く救われた環境で落ち着いて食事をしたい俺。普段ならひとの眼を避ける為、いつも渡り廊下を通った先の新校舎、三階にある滅多にひとの来ない男子
いくら俺が救済された
精神的なぜったいあんぜんカプセルたる
だから、今日の様に雨や湿気の多い日には‥‥断腸の思い、
どうやっても、逆立ちしても度を越えて不器用な、そんな俺は‥‥食材を口に運ぶ間にポロポロ溢して仕舞い、葉っぱをムシャムシャ食らうイモムシか‥‥哺乳瓶を吸う可愛い赤ちゃんの様な世にも無様で見て居られない様な口の動かし方をして居る。そんなのはフツウ、他人に見せられないだろ?!これはトンデモ無い苦痛。食べる姿
ひと
救われない俺。こうしてどっちにせよ救われない状況の中からよりマシなほうを選択しただけなのである。
俺にとって‥‥この事を
「う〜ん、つらいなぁ」
思わず
そんな俺の所に、何故か近付いて来る気配があった。この場合、ほぼ一〇〇パーセント他の人の用事である。俺に用事があるのは、大概教師だけ。気配から推し量るに‥‥身体がそこ迄大きくは無い事から、恐らくこれは生徒である。つまり俺に用は無い。
「あの、あの‥‥」
俺は他の人に話し掛ける女子生徒という人間の声を
「ね、ねえ、あの‥‥片峠‥‥くん‥‥?」
有り得ない。後ろに居るのは誰だ。思わず振り返った。二度見した。
‥‥そこにはまたまた、俺を恐らく騙した女子生徒という人間が居た。‥‥また会ったな!
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