作者間の繋がり無しand宣伝無しで★を沢山(人気ジャンルなら1000以上)獲得するための小説創作論
九一七
第1話:目次、序論&キャッチコピーとタイトル
掲載予定項目(変更する可能性あり)
0)序論
1)読み専の人を引き付けるキャッチコピーとタイトル
1-1)テンプレ要素=定形化された面白い要素もしくは惹きつける要素
1-2)キャッチコピー
1-3)タイトル
1-4)テンプレ要素の例
2)紹介文
3)キーワード
3-1)登録キーワード
3-2)紹介文に埋め込むキーワード
4)ジャンル
5)人称
6)設定=テーマ、世界感、時代、歴史、人種、通貨、etc
7)キャラクター
8)おおすじ
8-1)テンプレ要素の使い方
8-2)ログライン
9)動機
10)リアリティ
11)構成=起承転結あるいは序破急
12)プロット
12-1)あらすじ
12-2)イベント
12-3)伏線
13)文体
14)文章力
14-1)人物描写
14-2)情景描写あるいは風景描写
14-3)心理描写あるいは心情描写
14-4)説明
14-5)セリフ
15)文字数・話数
15-1)一話あたりの文字数
15-2)読者が増える話数
18)会話率
19)一話目冒頭の惹き
20)一話目最後の惹き
21)読者の二話目離脱率
22)二話目以降の惹きORオチ
23)カクヨムコンを利用する
24)投稿時間及び間隔及び期間
25)結論
0)序論
カクヨムにおいて人付き合いが苦手な作者の方、作者同士のなれ合いが嫌いな作者の方、とにかく★が貰えない作者の方でも、工夫さえすれば、宣伝することなく★を沢山(人気ジャンルなら1000以上)貰うことは不可能ではありません。そして当たり前のことですが、簡単ではありません。
※私が作者同士のなれ合いを嫌っているわけではありませんし、むしろ好きな方なので誤解なきようお願いします。
では、なぜ簡単ではないかを考えてみると、その答えは大きく三つ。
・見つけてもらえない。
・好みのジャンルではない。
・面白くない。
ということになるのは誰でも分かることだと思います。
よって★を沢山獲得するためには、見つけやすく、人気ジャンルであり、面白い小説を書けば良いということになります。
ということで、本論ではそれらの三要素を満たすためにはどうすれば良いか? ということを経験則を基に書いていきます。
1)キャッチコピーとタイトル
読者がカクヨムで読みたい作品を探すときに、最初に目にするものがキャッチコピーとタイトルになります。だからこの二つが、作品の中で最も重要な要素になることは明白です。
まず、読者が読みたい作品を探すときにどんな行動をするのか考えてみます。
・ランキングから探す。
・注目の作品から探す。
・検索で探す。
カクヨムというWebサイトの特性上、この三つが作品への流入ルートの大部分を占めるということは経験上明らかです。他にも新着おすすめレビューだったり、新着小説だったり、最近完結した小説だったり、関連小説だったりと流入ルートはありますが、残念ながら極少人数しかそれらのルートからの流入は望めません。
ここでランキングに関しては、★とフォロアーが、かなり纏まって獲得できないと上位には入れませんから、本論では割愛します。
したがって残りの二つの「注目の作品」と、「検索」からの流入について話を進めていきます。
まず「注目の作品」に関してですが、Topページの一番目立つところに作品が掲載されることで、大きな流入ルートになることは明らかです。
しかしながら「注目の作品」に掲載される条件は「★を一つ以上獲得した翌日のみ、抽選に当選すること」ことになります。抽選は読者ごとに行われ、読者の好みのジャンルであることも加味されているようなので、人気ジャンルであることも掲載確率を上げる条件になるようです。
したがって、まずは「検索」からの流入が大切になります。★を一つでも貰えたら、翌日のみですが「注目の作品」からの流入が期待できます。
「注目の作品」や「検索」からの流入で最も重要になるのは、読者の興味を引くこと、言い換えれば読者が読みたい作品に合致していると一目で分かることになります。
したがって作品の中で一番最初に読者の目に触れるキャッチコピーとタイトルが最も重要になってくるのですが、これらが読者が読みたい作品に合致していると一目で分かるようにすることではじめて、選んでもらえる可能性が高くなると思った方が良いです。
次項ではそのためにはキャッチコピーとタイトルをどうすれば良いのかを書いていきます。
1-1)テンプレ要素
テンプレ要素とは、定形化された面白い要素もしくは惹きつける要素であるとここでは定義します。つまり、使い古されてはいるが万人にウケる要素。それがタイトルとキャッチコピーに入っていれば、それだけで読者の目を惹くことになります。
テンプレ要素を嫌う作者の方もいますが、テンプレ要素をまったく使わずに★をたくさんもらうことは不可能だと思った方がいいです。可能性がゼロではありませんが、ほぼゼロなのは間違いありません。
1-2)キャッチコピー
キャッチコピーには35文字までしか使えませんから、このなかにテンプレ要素を入れ、それが面白い使われ方をしていると分かるように短い文章でまとめるセンスが必要になります。
例えば大人気テンプレ要素に「転生」という言葉があります。なぜ転生がテンプレ要素になりえたのかを考えると、前世での知識なり経験を使って無双したり、活躍したり、要領よく立ち回って成り上がったり、あるいはモテたりする物語が容易に造れるからです。
つまり何が言いたいかというと、読者は主人公が無双したり、活躍したり、要領よく立ち回って成り上がったり、あるいはモテたりする物語を読みたいと思っています。
だからキャッチコピーには、主人公がどう活躍するのかを分かりやすく書けば、読者の目を惹きつけることになります。必ずしも、例えば「転生」という言葉を使う必要はなく「生まれ変わって無双する」みたいなことを書いてもいいし、転生を匂わせずともどんな活躍をするのかが分かるようにしたり、あるいは予感させるだけでもいいです。
一番重要なことは、主人公がどう活躍するか分かりやすくて目を惹くこと。これにつきます。
1-3)タイトル
タイトルには多くの文字数を使えますが、基本的な方針はキャッチコピーと変わりません。けれども、タイトルはより具体的に、どんな物語なのか、主人公がどんな活躍をするのか、できるだけ少ない文字数で分かりやすくしたほうが読者の目を惹きやすいです。
したがってタイトルには、例えば「転生」という言葉やキーワードを入れて分かりやすくしたほうが良かったりします。
1-4)テンプレ要素の例
人気があるテンプレ要素やキーワードは多岐にわたりますが、Web小説で強い要素をいくつか例示しておきます。
・「転生」あるいは「転移」あるいは「逆行転生」あるいは「生まれ変わり」あるいは「人生やり直し」
・「異世界転生」あるいは「異世界転移」あるいは「タイムリープ」あるいは「タイムスリップ」
・「現代」&「ダンジョン」あるいは「現代」&「魔法」あるいは「現代」&「スキル」
・「異世界」あるいは「剣と魔法」あるいは「ゲーム世界」
・「最強」あるいは「主人公最強」あるいは「無双」あるいは「成り上がり」あるいは「チート」あるいは「成長」
・「活躍させる」あるいは「モテさせる」あるいは「成功させる」あるいは「泣かせる」あるいは「感動させる」
・「復讐」あるいは「ざまぁ」あるいは「もう遅い」
・「ハーレム」あるいは「逆ハーレム」あるいは「総愛され」あるいは「溺愛」あるいは「ちょいエロ」
・「スクールラブ」あるいは「悪役令嬢」あるいは「コメディ」あるいは「勘違い」あるいは「ヤンデレ」
・「VTuber」あるいは「配信」
・「生産」あるいは「内政」あるいは「スローライフ」
・「ハッピーエンド」あるいは「ストレスフリー」
まだまだあると思いますが、例示した要素をまったく使わずに人気が出る物語を構成するのは難しいはずです。また、例示したテンプレ要素やキーワードのなかでも、はやりすたりがあったり、安定して人気がある要素があったりするので、ご自分でお調べになってください。
また、人気があるキーワードは作品数が多く、検索で上位に来るためには結局★とフォロアーが重要になりますから、そこそこ人気があるキーワードが重要になります。このことは、3)キーワードの項目で詳しく説明します。
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