22、カツカレーの時になりがちな話

 まただ。これでもうどれくらいだろうか?

 仲間が無惨な姿にされてしまうのは。

 あんなに白くてスラッとした美しい体が、切断痕を境に上下で真っ二つ。

 コンビニから来た彼も、牛丼屋から来た彼も、みんな真っ二つだ。

 ーーパキッ。

「やべっ」

 あぁ、今日も命がついえる音が響く。

 私の命も、きっと長くはない。

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