第10話
一応、辿り着いたけど・・・・さっきの観客が大勢いて前がよく見えない←
こんなのあり?
痛そう。
辛そう。
「遅かったー;」
桃花、悔しそう。
「だね
翔太たち、気付いてくれるかな?」
「こんなに人いたら...『キャー』
?!」
どうやら選手の皆さんが出てこられたみたい。
みんな自分の好きな選手のとこに走ってった。
何か色んなもの渡されてんなー。
手紙とかプレゼントとかタオルとか。
「うっし!
行って来るわ」
「いってらっしゃい;」
桃花は気合で人ごみの中に入って行った。
私は、潰されないようにゆっくり近付いた。
顔が見えない。
翔太じゃなかったらどうしよ。
『キャー』
今度は何?
悲鳴の先を見ると、人ごみから桃花と大雅君が並んで出てきた。
桃花と目が合った。
「え み も が ん ば れ」
と、口パクしてガッツポーズ。
私には無理だー。
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