第13話
『食事でしょ? 行ってきていいですよ』
「隼人? 何言ってるの? クリスマスイブの話よ? しかも二人きりなんだけど」
自然と自分の声が強張ってくるのが分かった。
明らかにいつもと違う隼人の反応に困惑すると同時に、なんだか動揺してきて胸がどきどきと鼓動を早めた。
『クリスマスイブなのに俺、一緒にいてあげられないし。寂しい想いをさせる位だったら、一緒に過ごしてくれる相手がいる方が果歩さんだって、』
「相手は、和真よ?」
『俺の知らない人なら当然嫌ですけど。あの人なら……』
「あの人ならって、隼人、本当に平気なの?」
『俺、果歩さんの事、信用してますから』
「……」
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