gugelhupf
第9話
『果歩さん、なんだか今日、元気ないですね。疲れてる?』
家に帰ってパソコンの前に座り、もう恒例になったネット回線での通話をしていると、電話越しに隼人が心配そうにそう告げた。
「ううん。疲れてないよ。大丈夫」
こんなに距離があるのに、果歩の変化に敏感な隼人。
変わらない彼の優しさに、果歩は無意識にほっと息を吐く。
『本当に?』
画面越しだというのに、覗き込むような彼の視線に気が付いて、果歩は笑顔を浮かべた。
「本当に。ただ……」
『ただ?どうしたの?』
「うん。なんか、会いたいなぁって、思っただけ」
『え……』
隼人が、絶句したように動きを止めたのが分かった。
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