世界と人物の設定集
エヴァルシア大陸
・エルフ、ドワーフ、獣人そして人間の4つの大
国によって形成される。人間以外の三国は基本
的には友好な関係にある。
ルーヴェリス王国
・獣人の支配する国、
など、その他多数の種族からなる国家。
この世界の種族の中で最も身体能力に優れ、
肉弾戦において右に出る国は無い。
・王国においては、政治に占める割合は女性が多
い。理由としては、獣人は古くから、強い遺伝
子を残すため、男性一人に対して、複数名の女
性で婚姻を結ぶ一夫多妻制が取られていたこと
に起因する。この風習そのものが、いつしか獣
人としての性質へと変化し、王国における男性
の割合が徐々に減少していった。それに伴って
王国での女性の政治的立場が高まっていくこと
になった。
男性が減ったとはいえど、希少と呼ぶほどでは
なく、名を挙げてハーレムを築くために、奔走
する者は多く存在する。
因みに現在王国の男女比は3対7。
・ルーヴェリス王国ではその名の通り王政である
が、王は世襲制では無い。その代の王が崩御し
た時、もしくは王自らが隠居を宣言した時、王
国民全員に参加権が与えられる王選が行われ、
それを勝ち抜いた者が新たなる王となる。
現在の王国の主な登場人物
・レイン・セリオス・ヴォルフガング(?)
15歳(+20)
元奴隷。とある事情によって獣人国で公爵とな
る。(現在非公開)
転生者ではあるが、特に特殊能力などは無い。
が、前世での動物へのイメージからか、獣人
達が可愛く見えて、つい可愛がってしまう。
それもあってか、獣人達からかなり好かれやす
い。これを特異的と見るかどうかは本人次第。
・ユリウス・ルフェイ
19歳
代々、ヴォルフガング家に仕える執事の家系の
一人娘。黒い毛並みに鼻筋の白いラインが特徴
的な女性の狼獣人。現在は公爵となったレイン
の専属執事であり、その他使用人を取りまとめ
る。基本的に温厚で、誰に対しても敬語を崩さ
ず、物腰柔らかに話す優しい獣人だが、レイン
や公爵家と敵対する者に対しては、かなり口汚
い苛烈な一面を持つ。その様相は彼女の普段
を知るものが見ればドン引きするレベル。
・レイヴェン・セリオス・ヴォルフガング(?)
年齢非公開
雪のように美しい白銀の毛並みを持つ狼獣人の
公爵の女性。冷静沈着で思慮深く、敵対する者
への容赦の無さから冷徹な人だと思われがちだ
が、分かりづらいだけで実は結構優しい。
年齢を聞いた者は消される。
・ガルフ
28歳
王国の二大公爵家の一つ、ラインハルト家の近
衛騎士団に所属する獅子獣人の男性。
人間のことは嫌いだが、自分のために色々して
くれたレインだけは別口と考える。
粗暴な口調だが、その実子分を可愛がる優しい
ライオンさん。
ハーレムを夢見て一山当てようと騎士団に入っ
た過去を持つ。
シルヴァリアン法国
・エルフが支配する緑豊かな森林の中にある国。
国土の中心に鎮座する精霊樹を信仰する宗教国
家としての側面が強い。
・エルフ達は産まれてすぐに、精霊樹に住み着く
精霊と契約を交わし、魔法を扱う事ができるよ
うになる。基本的に一人につき、一体の精霊が
契約し、その精霊に準じた属性の魔法を扱うこ
としかできないが、ごく稀に複数の精霊と契約
を交わす者が現れる事がある。
・女性は精霊に好かれやすい傾向があり、複数契
約を結ぶ者に占める割合も多く、法国は獣人国
よりもかなり厳しい女性社会となっている。
グリムバルク連邦
・ドワーフが支配する火山地帯を中心とした連邦
国。元々は周辺に存在する幾つもの火山の付近
に別々のドワーフ達が拠点を築き、それぞれが
国を主張していたが、火山ベルト一体を巻き込
んだ巨大な噴火が起こった際に、それぞれの族
長が協力し、事態収束へ導いた事がきっかとな
って、連邦国としてまとまった。
・古くから鍛治と技術の国として知られるグリム
バルクだが、現在科学技術に関しては人間の国
であるデルフォート帝国に遅れをとっている。
しかし、近年は魔法や人間の科学技術を参考に
新たな鍛治技術を形成し、その立場を確固たる
ものにしている。
デルフォート帝国
・人間が支配する広大な平原地帯に築き上げられ
た、超巨大の黒鉄の城塞都市を中心として栄え
る帝国。100年ほど前に、奴隷の身分から解放
された人間達はそれぞれが働いていた国で見て
きた技術を試行錯誤の末再現、改変を加えて自
らの技術として完成させていった。
・帝国は現在唯一奴隷制度が合法な国。
奴隷禁止の条約は他の三国が人間を解放する際
に三国に適用するために結ばれた条約であり、
条約締結後に建国した帝国は適用外であるとい
うルールの裏をつくかのような文言で、奴隷制
度を合法化した。
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