Story-3:閉会式(高1、永田香織)
第11話
(ああ~…おしっこしたいよ~…)香織はじっとしていられない。強い尿意に吹き抜ける冷たい風。すでに尿意は頂点に達していた。香織は高1のテニス部。今日は町内の試合があって、今は閉会式の途中。前々から尿意を感じていたが、先輩の試合の応援をしていてトイレに行けなかったのだ。香織もまさかこんなに追い詰められるとは思ってもいなかったので、閉会式の後にトイレに行こうと考えていた。香織の足は小刻みに震えている。周りに悟られないように、時々股間を押さえ付ける。閉会式はまだ終わりそうにない。大会の表彰が終わり、好評が始まる。(あと少し…早く終わって…)これさえ終わればトイレに行けるようなもの…。香織には話を聞く余裕もなかった。 その時、しゅっ…(あっ…)少しちびってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます