第4話 自分が歩む道をなんとなく見据えた高校時代(後編)
高校生になった私はよく深夜アニメを観るようになりました。
今の時代、深夜枠のアニメを観ること自体、結構当たり前といいますか、いわゆる『国民的アニメ』と括られるアニメも深夜枠で放送されることも多いと思うので、なんと言いますか・・・・・・。
夜遅い時間にアニメを観る行為そのものが普遍的になってきてるように思うので。あの、今はね。
でも当時、私が高校時代のことは今ほど深夜アニメが世間に浸透している印象はなかったです。
で、深夜アニメ・・・・・・。いや、これは放送の時間帯はあまり関係ないか。アニメって完全オリジナルのアニメよりかは原作のあるアニメの方が多いと思うんですよね。
で、当時、私が観ていたアニメの殆どが原作のある作品で、その作品も漫画だったりライトノベルだったりが原作の作品が殆どでした。
はい。でましたー「ライトノベル』。
今の世の中、就職活動から逃げ出そうとする若者が夢みがちな職業トップ3に入りそうな、あのライトノベルです。
ちなみに、もう何度でもちなみますけど。
個人的なライトノベルの定義をしておきます。
それは『会話文が多く、読み口の軽い作品群』をライトノベルとしておきます。人によってこの辺りの捉え方が微妙に違うでしょうしね。念のため。
好きで観ているアニメの原作のライトノベル・・・・・・。
読書好きな私がそれら作品を読まない訳もなく。
この頃はライトノベルしか読んでませんでしたね。
本当、至る所で読んでました。
授業中、昼休憩中はもちろん通学中や入浴中にも。
あ、私は高校通学には自転車を使ってました。自転車通学です。通学中に読むってのはもちろん文字通りのことなので、要は自転車に乗りながら、両手放し運転をしながら読んていたってことです。
これ、ガチですよ。ガチのガチで自転車に乗りながら本を読んでました。なんだったら本を読むためだけに、自転車の両手放し運転を身につけたぐらいです。
さっきも言ったと思いますけど、この時期が1番本を読んでいた時期なんですけど、同時にもっともお金に苦労していた時期でもあります。
私には『読む本は新品で買う』という強いこだわりがあります。今でもあります。中古本を買うことはありませんでしたし、なんだったらこの頃は図書館に行くことも殆どありませんでした。
その上で、高校時代の私は多い時には1日に文庫本を1冊読んでいました。
貰える小遣いが他人と比べて少なかった私は毎月、大体中頃ですかね。この頃になれば常に金欠状態になってました。ジュースの1本も買えねえ、みたいな。
で、当時私が読んでいたライトノベルは基本全てSFでした。
SF、サイエンスフィクション。つまり科学がベースとなる作品群です。
もちろん作中で出てくる『科学』なんてたかが知れてるといいますか、現実離れした理屈が殆どなんですけど、まああくまでもサイエンス『フィクション』ですし、なによりどれだけ描写がぶっ飛んでいようとも、そこにしっかり理屈が備わってるのであれば、私はその内容に深く共感できました。その理屈や根拠となる科学がどれだけ非現実的だとしてもです。
何度も言った通り・・・・・・、いや言うほど繰り返して言ってるか? まあそれはともかく、私は周囲からの影響を受けやすい人間ですから、科学という学問に非常に惹かれるようになりました。
そしてライトノベルという物にも。
で、この頃。
私は高校生です。
大抵の高校では2年生の頃、もしくは3年生の頃に文理選択というイベントがあると思います。
私はそこで、迷うことなく理系を選択しました。
理由は単純明快。
将来はSFをテーマにしたライトノベルを書いてみたいと思ってたからです。
別に本格的な化学を勉強したいとも、それを作品の中に取り込みたいとも思っていません。
思えば私がこれまで読んできたSF、これはライトノベル関係なくです。これらの中に真っ当な科学が出てきた試しはなかったように思います。
そもそもな話、繰り返しになりますがSFってのはサイエンス『フィクション』なんですし、真っ当な科学を備える必要はないと思ってます。
それでも、そんな科学にも私は一定の説得力を感じてました。
つまり、SF中の科学に必要なのは真実味ではなく説得力だ、と当時の私は結論付けました。今の私もまったく同じように思ってます。
例えば、作中に超能力を意図的に人間に発現させられるような技術が確立していたとします。
この際、その超能力を発現させる技術の生い立ちなどどうでもいいんです。必要なのは、その技術によって生まれた超能力がどのように物理法則を捻じ曲げるのか、とかその結果、どのような現象を引き起こすのか。その描写だと思うんです。
そしてその描写をするためには最低限知っておくべき科学があるのではないか、と考えて理系を選択しました。
ということで私は大学も理家に進学・・・・・・、あっ違う。あれだ、ユーじゃなくてYチューブの話もしなくちゃダメか。
えーっとですね、話は大きく変わりまして・・・・・・。そうだな、どこから話そうかな。
・・・・・・私が。中学生の頃に携帯を持ってる人は殆どいませんでした。携帯電話ってのも基本的にガラケーです。
でももちろんスマートフォン自体はこの世にあって、新しく携帯を買ってもらうって人は全員スマホを買ってもらっていました。
で、これも私が中学生の頃のある種共通認識といいますか、携帯は高校生になったら買ってもらう物って認識があったと思います。
だから、私も高校進学を機にスマホを買ってもらいました。
機種はズバリiPhone6。Yチューブで買ってもらう機種をよーく調べた上で買ってもらいました。当時の最新機種です。
本当は前モデルのiPhone5sが欲しかったんですけどね、デザイン的に。でも流石に前モデルとなると品薄で手に入らないんですよ。人気ありましたからねえ5s。6から筐体が丸っこくなっちゃったから、あの角張った筐体デザインが良かったんですよ。カラーリングとかもそう。でもまあ、親の金で買う物ですからね、贅沢は言えません。
で、Yチューブで機種を調べていた、ってところの話ですが、最初はiPhoneとかAndroid端末とか関係なく、よさそうな端末を探していました。その途中、とある投稿者にたどり着きます。ここではS氏としておきましょうか。
S氏はいわゆる商品紹介を主に動画投稿をしている投稿者でして、例えばガジェット類や食品レビューなんかをやってました。他にも旅行先でカメラを回してブイログを撮ってたり。
で、その方は使う機材にもかなり拘ってました。つまり、マイクとカメラです。
私は特にカメラに惹かれました。
S氏が使ってたカメラは一眼レフカメラでした。CanonのEOS 60Dだったと記憶してます。
カメラに関する知識なんてまったくない当時の私は、一眼レフカメラなんてとっても高価な物で、プロにカメラマンしか手を出さないような代物だと思ってました。事実、私の周りにコンデジを使う人はいても一眼レフを使う人はいませんでしたし。
まあ一応S氏は仕事で使ってるからちょっとズレるかもですけど、とりあえず一般人にも一眼レフは買える物だと。買ってもいい物だ、ということを知ったんですね。
で、今までまったく眼中にもなかった一眼レフカメラ。それに関する動画ばかりを見てると、環境に染まりやすい私は簡単に思う訳です。
一眼レフ買ってみたいなあ。
本当にいい客だと思いますよ、私。ネギを自家栽培する鴨。
でも当時は高校入学を目前に控えた中学生です。カメラを買うだけの小遣いなんてなかったですし、進学する高校もバイト禁止だってのは知ってたので、高校生になっても買えません。
だからカメラを買うにしても、それは大学に進学した後かな、と。大学生になって、アルバイトを始めて、自分で稼げるようになってからかな、と思いました。
と、いう話をしてやっと大学時代に話が進められます。
いやあ、長かった。高校時代でこれだけ長くなるのか。でも多分大学時代が1番短くなる・・・・・・かな?
マジで大学生の頃の記憶が殆どないんだよなあ。
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