第106話 第二回マサシ様安否対策本部!

私はすぐに、王妃様達の応接間に通されて話をした。


私の不安は的中していた! マサシ様が宿に泊まる手続きを確認して、影は王城に連絡の為に目を離した、その隙に宿では何かが起こっていたのかも知れない。


マサシ様が領に朝方戻る為に、宿に監視に戻った時には、マサシ様を護衛する為に一緒にいた冒険者は、冒険者ギルドに寄った後に何処かに消えてしまったと!


そして宿から、いつになっても出て来ないマサシ様の事で、宿に聞いたら、逆に損害賠償を言われて、その報告で王城に戻っている内に、また別の命令が出て違う地域に行ったので、その後は分からないと言われたと!


この影の行動に、王妃様達は激怒、内務大臣を呼んで王女の婚約者が王都に来ていたのに、影の護衛をキチンと付けないのは何事かと叱咤して、王様までトバッチリを受けていた、部下をちゃんと指導しろと!


そして、王城が騒動に着込まれて、第二回マサシ様安否対策本部が立ち上がった!


「此処までの事で、怪しいのは泊まった宿ですかね」

「はい、拉致監禁しているのか、最悪奴隷として売り飛ばされたのか!」

「至急、宿に騎士団を派遣して、宿の経営者達を逮捕取り調べ、その宿周辺の調査もして下さい」

第1王妃様の号令で騎士団が動く、もし何かされてたら……どうか無事でいてマサシ様!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


暇です、何もやる事が有りません、鉱山の発掘も受け取った箱があるので中止、静かにして逃げなければ、刑期満了で王都に送り返してくれると、看守さんに言われました!


「とにかくはやる事が無い、何かの缶詰を出して実験も思いつかない」

欲しいのは、馬車代わりの車、空飛ぶ飛行機(ヘリコプターでも可)、海に浮かぶ船(スピード出るやつ)そんな前世に移動が便利な物は缶詰には無い!


もし密輸品で有るかも知れないけど、おそらくそんな物を願っても、コンテナの中で解体されていて、部品に化けた物しか出ないであろう。


他に自転車の缶詰なんてみたこと無いし、便利な移動する乗り物は諦める。


「それにしても、やはりチョコレートは美味しいね!」

コンテナハウスは出しすぎても此処では邪魔になるので、もっぱら食品の缶詰を中心に出している。


給食コンテナだと多すぎるのでね。


料理も、考えたら醤油だろうと、ミートソースだろうと液体の物は業務用であるので、後は麺打ちだけ、小麦が欲しいね!


色々と美味しいものを食べる事を考えていたら、突然ドアが開いた、何故?

俺のコンテナハウスは内鍵をかければ、外からは鍵が無ければ開かない、それが突然開いた、答えは?


クレアが俺の顔目掛けて飛び込んでくる、そして抱きしめて来て、「マサシ様」と言ったら泣き始めた、俺も泣きたかったけど男の子だ我慢する。


ただ胸の感触で窒息しそう、でもこれって助かったの?


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