高慢な龍人にしっっっっっぬほど愛されるヤンデレ百合

0話 プロローグ

 気が付くと私は薄暗い部屋にいました。

 甘い香りの匂いが鼻をかすめる、周囲を見るといくつものお香が並んでいます。

 薄暗いと言っても仄かなオレンジの灯りが部屋を僅かに照らしており、私が目を覚ました隣には一人の女の子が愛おしそうに私を見つめていました…。


「お?やっと目を覚ましたな…♡」

「…あなた、は……あ、そうでしたセツカさまだ、私…なんでここに?」


 真っ白な髪、雪のような肌に龍のツノ。

 私を見下ろすその人は龍の国からやってきたお姫様でした。

 でも、私はどうしてここにいるのでしょう?直近までの記憶が曖昧で、霧に包まれたみたいに何も考えられません,

 

 言葉もうまく回らなくて、考えている今ですら…少し、眠たくて、まともに考えられなくなりそう。


「ふふ♡香の匂いでなぁんにも考えられないであろう?人間にはちと強い物だからなぁ?曖昧になるのも仕方あるまい…」

「のうハルノ…ここは妾の城、つまりは龍の国におるのだ」

「…龍の、国?」


 でも、私は王国の魔法学校に通う…生徒で。


「そんなことは考えなくてよい、学院の退学手続きはこちらで済ましてあるから安心せい」


 退学…手続き?

 セツカさまがさっきから何を言っているのかさっぱり分からない。

 でも、セツカさまはとても嬉しそうで、その顔を見ていると私も嬉しいと思ってしまう。

 それほどに、セツカさまの隣に居たからかセツカさまの感情を見ると共感してしまう。


「今のハルノはなにも考えられないだろうが怖がることはないぞ?今宵…ハルノは妾と一つになるのだ♡」

「龍と人とでは生きる時間は違い、そして感覚も異なる…学院の頃はそれがもどかしく、お主が人である事を何度呪ったことか…!」

「だが、だがな?龍神の血を濃く受け継ぐ妾の血を受け入れれば人であっても龍人になれると知った!」

「これでお主との間にあった寿命の差はなくなる…永劫に妾のツガイとして生きることができるのだ♡」


 まるで無上の喜びかのように、体を震わせてセツカさまは笑みを浮かべている。

 気付けばその手にはナイフが握られていて、その刃先はセツカさまの手首に当てられていた。


「人間の体なぞ捨ててしまえハルノ♡今宵、お主は龍となり妾と交わるのだ♡」


 そしてナイフは走り、その手首から血が溢れた。

 痛々しい赤が躍動のままにこぼれ落ちる、床を汚しながら未だになにも考えられない私の頭の上に血が滴る…。


「せ、セツカさま…腕が」

「良い、心配するな…だがお主のその優しさ、相変わらず妾は好きだ♡」

「さぁ、妾の血を飲め…♡そして妾のものになるのだハルノ♡」


 口元に血が入り込んでくる。

 鉄の味が、喉を滑っていく。


 どうして、こんなことに…なったのかな?

 お香の匂いで体に力がちっとも入らない、それに頭も動かないからなんにも考えられない。

 だけど、セツカさまと初めて出会ってからのことは、この曖昧な状況でも鮮明に思い出せる…。


「ハルノ♡愛してる♡♡」


 セツカさまの言葉を聞いて、もう一度私は眠りに落ちる。

 記憶の底へ、初めて出会ったあの日の頃へ。

 ああでも、眠る前に…セツカさまに言いたいことがあったのに……。

 でも、眠たくて…もう。


上位存在の女の子にしっっっっっぬほど愛されて自分までもが上位存在へと作り変えられてしまう百合見てぇなぁっっっ!!!

じゃあ作るしかないよねDIY!!


はいどうも、仕事に追われ夜渡りで死ぬほど死にまくる投稿サボりがち犬です。

今回は連載ってわけじゃないけど書きたいから書きました、モチベがある限り続きます。

もし投稿途切れたらコメントで何か言ってくれたら書くかも…。


でもこの話は物語の終盤から始まる…みたいな始め方で説明一切ないけど読みにくかったかな?もしそうならごめんなさい。

でもこの話の内容を簡単に伝えるなら最初から好感度マックスの状態見せるのが最適解だと思うんですよね。

だって書きたすぎるでしょ?高慢ちきな龍人様がどういう経緯か好感度カンストしまくって主人公拉致ってお薬の匂いで何も考えられない状態にして血を盛って人間やめさせようとしてるところ!!

そうなると経緯も書きたくなるけど、いくつか別の話も書いてるから投稿遅くなるかもしれないのでそこは許してくれるとありがたいです。


ということで久々の投稿でした、6月21の百合展行きたい……(遺言


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