あらすじへの応援コメント
完結おめでとうございます。お疲れさまでした!
イヤミス、とタグにあったので、どんだけ後味の悪いエンディングになるのかと構えてたんですけど、まあちらちらとヒントをもらってたせいか、そんなに胸が悪くなったりはしなかったですね。むしろ、これぐらいだと普通のミステリーかも w
一昔前だと、駅のキオスクで、目的地に着くまでの数時間で読んでしまえるような大人向けの文庫本がよく並んでいて、いささかアダルトな感じのミステリーなんかが売れ線だったんですが、本作はまさにそんな感じの作品と言う印象で、良い意味で本好きのおっさんが喜んで読みそうな魅力が詰まっています。会社勤めの内情が活写されていることといい、ほどよく企業人の願望を刺激するような主人公の活躍ぶりといい。
謎の構造そのものはかなり複雑だったんですけど、四十話以降でサスペンス展開込みで丁寧に解明されていったので、かなりの大風呂敷がきれいに畳まれたのを目のあたりにした気分です。この謎のほぐし方は、ミステリーの解明編のお手本みたいなもんですね。それはもう、テレビのサスペンスシリーズ並みのわかりやすさで 笑。このままドラマシナリオにできるぐらいなんではないかと。
私自身は、最後の、もうひとラウンドあるようなセリフ回しも含めて、最初から終わりまで納得して読みましたが、映像的な演出で言うなら、ラストは今少しドラマチックな場面設定な展開なりがあってもよかったかも知れませんね。別に日本海の波をバックにとは言いませんが、ベッドで男と横になって、膨らんだコンドームでジ・エンドというのは……いやまあ、そこに色々と象徴をこめたのはわかるんですが……。
あと、もう一点だけ、これはミステリー読みがあら捜ししそうなことを私なりに想像して申し上げているだけですが、主人公の行動の動機がやや弱い気もしました。もしかしたらしっかり書き込んでいる部分があったのかもしれませんが、私の読後感だと、気がついたらこの娘は誰にも頼まれないまま、謎解きにどっぷり浸かりこんでいたという印象で……あ、九条さんが親父に似てるからっていうのがそうだったんですかね? うーん、ちょっと弱いかも ^^。まあ今日びのミステリーって、あまりそのへんをくどくど書かなくても、と思わないでもないですが……公募に出されるんなら、審査員はそういうところ、チェックしそうだなと。
今回は人類の未来も大国の謀略も関係のない、ごく狭い舞台でのクライムサスペンスでしたが、ボリューム感が半端なく、色んな要素がてんこ盛りで、後から振り返るとすごい事件だったなという気がします。それでいて荒唐無稽という感じがあまりなく、世間の片隅でこんな事件が起きてそうなのが、地味にリアリティーを感じさせる作品です。
語りと構成の妙を存分に楽しませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
財務官僚やふるさと納税を持ち出したことで国家犯罪的なものを想像させてしまうものになったのですね。私も視聴者の側にいて、国家犯罪かと思いきや、個人的な恨みや嫉妬で、といったドラマを見てがっかりすることがあるので、同じような思いをさせてしまったのだろうと反省しています。
国家犯罪レベルの事件も意識して書くと、意外とありふれたものになってしまうので悩ましいところです。
凡庸な作品ではありますが、キオスクにでも置いていただけたら私は嬉しい。( *´艸`)
さて、ドラマチックなラストですか……。今はノーアイディアですが考えてみます。
主人公の動機についてはちょっとだけ好奇心の強い人物が、雑用を命じられて巻き込まれていくパターンですが……。まぁ、私自身なら、そんな危険なところに決して近づかないので……。私自身、彼女の動機は理解不能。というのは無責任でしょうか。(-_-;)
さてさて、とりあえず一息つき、次の物語に挑んでいきたいと思います。
これからも御贔屓に、よろしくお願いいたします。
第45話への応援コメント
いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。
今度は誰も読みに来ないかもなあと思っていたら、たいがい明日乃さんが颯爽と現れてぽんと星を置いて去っていく、というのが、ここしばらくの私の新作発表時のパターンになっております ^^。
さて、少し時間がかかりましたが、ようやくここ数日で最新話に追い付きました。「ブタに翼」が終わって、少しは空白があるんだろうと思っていたら、瞬く間に話数が伸びていて唖然とした次第です w。筆のお速いこと……こういう一気呵成な書きっぷりは毎回惚れ惚れしますね。
どうやらもう終盤に差し掛かっているようで、少しずつ答えが提示されていっている展開のようですが、ミステリーものにありがちな、最後に延々と説明が続く形よりもずっと気の利いた見せ方だと思います。こういう構成をプロローグから見据えておられたかのような語りの仕込み方といい、ストーリーの全容を完全に手のうちにした上で(まあ当たり前と言えばそうなんですが)、書く段になって自在に語り方のアレンジを楽しんでおられるという印象です。
さて、メインの事件の概要は姿を見せつつありますが、私としては、プロローグから出てきている"娘"の存在が、なんだか妙に気になりますね。やたら大人びて小悪魔っぽいイメージまである瑞樹もですが……同年で名前まで同じ二人の娘と言うのがね……。
まとまった感想は、改めて話が終わってからでもと思いますが、監査部という、会社人間以外にはあまりなじみのない部署を細かく描いての舞台づくり、お仕事小説としてもとても興味深いですと今のうちから申し上げておきます。
ところで、些末な話ですが、ここまでのところで何か所か気になった語句がありますので、まとめてご報告しておきます。
第一話
「ホッとチョコレートのカップを両手に挟んだ十一歳の娘が」
多分「ホットチョコレート」かと
第十三話
「同じ出るでも分けが違うぞ」
一般的には「訳」かと
「警察手帳を始めて見たのはあの葬儀の時、」
「初めて」
第十七話
「万が一、葛岡の奥さんが新犯人だったとして、」
やはり「真犯人」かなと
第三十六話 神宿所の九条刑事をご存じですか?
「神宿署」
では物語の大詰めを楽しみにしております。
作者からの返信
コメント、並びに誤字の指摘、ありがとうございます。
湾多珠巳さまの小説は文体に安定感があり、読んでいてまごつくことがありません。さすが基礎を学ばれた方だと感心しつつ、参考にさせていただいております。
誤字脱字に気づかれるのも、大人びた〝娘〟の存在に気づかれるのも、流石です。
瑞希とミズキに関しては、今回、小説内では踏み込みませんでした。愛人の敵愾心と同時に、男の打算がそうさせたのですが、肝心の男が真っ先に死んでしまったので、説明する人がいない。(-.-) まぁ、ムリに入れることもできるのですが、文字数の問題もありまして……。(-_-;)
残されるところ、実行犯の判明と〝娘〟の問題といったところになります。
最後まで、よろしくお付き合いください。(^^ゞ
第39話への応援コメント
あははは! ごめんなさい、笑っちゃいけないんですけど。
法子さん、封筒をカバに入れてはいけません笑
小さいカバを連れて会社に行っている法子さんが目に浮かんで一日笑ってしまいました。
作者からの返信
また、やらかしてしまいました。(>_<)
修正のついでと言っては何ですが、ここは堅苦しいカバンから、柔らかめなバッグに変えたいと思います。
良いヒントをいただき、感謝、感謝です。カバンの代わりにカバ、バッグの代わりにバク、財布の代わりにサイをつれて歩く人の話を書いてみたいと思います。(*^。^*)
長編では飽きてしまいそうですが、短編ならほっこりできそうです。
これからもよろしくお願いします。<m(__)m>
第16話への応援コメント
毎日、面白く読ませていただいてます。
この作品への初めてのコメントが誤字指摘になってしまいごめんなさい。
〉まるで旧知の中のように、会話が弾んだ。
旧知の仲かと。
いつものめり込んで読ませて頂いてます。このあと、どうなるのか、事件はどう絡んで、どうほどけるのか、毎日楽しみにしています。
作者からの返信
ゆかり様 誤字の指摘、ありがとうございます。
私、会社員の頃より〝誤字脱字王〟でした。こうして指摘いただくと助かります。
これからも何かありましたら、遠慮なくドシドシ指摘ください。
今日、59話の下書きを書きました。そこで終わりです。
ここからまだいくつかの事件があります。主人公は悶々としながら謎解きに突入していきます。
楽しんでいただけたら嬉しいです。最後まで、よろしくお付き合いください。<m(__)m>
あらすじへの応援コメント
面白かったです。
実は私、結構最後の方まで立花を怪しんでました。
〝学生〟〝自由人〟〝投資家〟〝ブラック〟〝公務員〟のどこかに紛れ込んだ本物の悪い奴ではないかとw
嶽宮が〝公務員〟で、実行犯なのは途中で分かったのですが、立花はその上を行く悪い奴に違いないと目を付けてました。
……とんだ見当違いでした(^^ゞ
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。励みになります。
深読みされていたのですね。いや、私の想像力の上を行っていたのです。……恐れ入りました。<m(__)m>
これからもご贔屓に、よろしくお願いします。(#^.^#)