②🐁🐁

第16話

「せんせい!せんせーい!どうかここを開けてくださ〜い!」



ルリさんとのにゃんにゃんから一夜開けたお昼。私は気を利かせて先生にお昼ごはんを作ってきた。



昨日の夜、ベランダの避難用防御壁を突破したのをいいことに、私はベランダから先生の部屋のベランダに入ってきたのだ。



でもまだ寝ているのか。ベランダのガラスを叩いても無反応。先生ってばもう。お寝坊さんなんだから。




「だあれ〜?」



部屋の奥から、下着姿でリビングに入ってきた一人の女性。



長いゆる髪をかき上げて、ソファにかかっていたカーディガンを羽織っている。



「(あ。昨夜の女、ルリさんだ!)」



まだルリさんは帰っていなかったらしい。わざわざお昼まで待ってから来たというのに、この実情。



……やっぱりルリさんって。先生の彼女さんなのかな。



彼女の全身をじっとベランダの外からガラス越しに見つめる。



メリハリのある女性らしいスタイル。ボンキュボンだ。比べるように自分の身体を見下ろした。ストーーーン(泣)

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