ブラックゴールド 下【完】
みゆ
第七章
茶色
第1話
あたしの目の前に修綺がいる。
その事が現実味がなくて、何故か幻の様にさえ思ってしまう。
修綺がいる。
あたしの前に。
やっぱり修綺。
あたしが修綺を見間違えるわけなんてないんだ。
毎日一緒にいて、あたしがとてもとても愛した人で―――…
――髪が茶色くても見間違えるわけもない。
「…元気…してたか?」
修綺の声があたしの耳に伝わっていく。
…修綺だ。
修綺の…声だ。
上手く声が出なくて、喉がカラカラして、どう声を出していいか分からなくて、
あたしはゆっくり頷く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます