第16話 sideアレン2

<その頃のアレンとガトス>

アレン「ねえガトス。聞きたいことがあるんだけど…」

ガトス「最初に言っておくが『キルンに好意を抱かせる方法』とかは聞くなよ。」

アレン「先読みされた⁉」

ガトス「やっぱりか、ハァ」

アレン「正直に言って今のままではだめだと思うんだけど…」

ガトス「そもそもあのキルン鈍感に誰かを好きになるように誘導しても好意を抱く確率100%ないだろ」

アレン「…理由だけ聞いてもいい?」

ガトス「あいつが鈍感なうえ用心深すぎてだれもあいつと恋人になった奴なんていないし、いたら天地がひっくり返る。」

アレン「そんなに⁉」

ガトス「ああ、それぐらい難しい…いや、あいつと両思いになるのは不可能だと思う。そもそもお前は恋愛に関して積極的にできないだろ。まあ、あいつの場合は告白するぐらいじゃないと気付かないと思うし、無理だと思うけど…」(遠い目をする)

アレン(赤面しながら)「今は無理っ!」

ガトス「…だろうな。だからまぁ…頑張れ!」

アレン「せめてどうすればいいのか指針が決まればいいんだけどなぁ」

ガトス「あいつは鈍感で気づいて無いだけだから『本気で好かれてる』ってことがわかれば恋愛対象として意識するようになると思うけど」

キルン「ただいま…って何話してるの?」

アレン「…秘密」

キルン「アレン…顔赤いぞ。大丈夫か?」

そういうと彼は私の顔を覗き込んだ。

アレン「!!」

ガトス(あ、無自覚×鈍感だ。アレン…ご愁傷様)


そしてすぐ私は気を失いしばらくキルンから優しくされて(無自覚)顔が赤く、もとにもどるには1週間かかった。


第16話 「sideアレン2」終

次回 第17話 「次の国へと歩を進めて」

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