第32話
「唯子!遅かったじゃない!」
「わぁ…!久しぶり!
着替えに帰ったら親戚に捕まって少し手間取っちゃって…」
(嘘だろ・・・)
「あ。智也?」
智也に気が付いて躊躇なく話しかける彼女。
「唯子…だよな?」
「久しぶり。卒業式以来だね。」
唯子はニコリと微笑んで自然と智也の側に来た。
「唯子何飲む?」
「んー今日は成人式だしね。折角だから飲もうかな〜。」
他の人にそう聞かれ、それに答える彼女は知らない女性の様だ。
隣に座った唯子から、仄かにする甘い香りにどきりとした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます