改めて

「んじゃ、学校行くんでそこどいてもらってもいいですか?」


俺はマスコミたちに向かって告げる。


「⋯⋯⋯⋯詳しく⋯」

「は?」


するとマスコミは俺の圧にやられたのか一斉にどいてくれた


「奏音、行こ!」

「⋯うん!総馬⋯ありがと。」


学校

「それじゃあ、昼は一緒に食べよう。」

「分かった!総馬、その⋯ホントありがとっ!」


唇が柔らかいもので塞がれる。


「じゃ、授業がんばろー!また!」


⋯⋯⋯おい。今のキスで授業に集中出来なくなる心配はしなくてよかったのかよ⋯?


「まぁ、お前にしてはよくやった⋯!」

「へぇへぇ。そりゃどーも。」

授業終わりの休憩時間、桐真に机の上に乗られて言われた。

「だがまだまだだな親友。俺はマスコミ怖すぎて一目散に来た道引き返すぜっ!」

「堂々と恥をさらすな。友達辞めようかな⋯?」

「⋯⋯まぁ何にせよこれでお前が怯えて引き帰って来ましたつったら学校全体でお前をボコボコにしてただろうな。よかったな。死ななくて!」

「⋯⋯確かに。俺が助けてなかったらまさかの俺が死んでたのか⋯!?おーこわ!」

「まぁその時は俺もボコボコになって一緒に天国行ってやるよ!」

「神様。こいつは人の金で飯を食うやつです。どうか天国へ連れて行かない様、お願いします。」

「おい!?ちゃっかり俺を地獄行きにさせようとするな!?」


ガラッ!

そこに教室のドアが開く音がして先生が入ってきた。

「ほら。席座れよ。」

「いやその前に一つ。今日も弁当忘れた。500円貸してくれっ!」

「もうお前は地獄に行けって頼むから⋯」

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