クラスの雰囲気と女神との昼休み
「総馬!今日、一緒にお昼食べよ!屋上で待ってるね!総馬、授業ガンバ!」
「分かった、また昼休みな。」
お互いのクラスの前で別れの挨拶をし、教室に入る。
後の扉から入るとクラス内は和気あいあいといつもの空間でみんな友達と雑談をしていた。
「よっす!総馬!」
「お、浅沼⋯おはよ」
クラスに入ると扉の前の席に座っている親友、浅沼桐真が俺に話しかけてくる。
「総馬、デートはどうだったか?成功したかー?」
「ま、まぁ成功したよ⋯いい雰囲気にもなれた⋯よ?」
「くっ!なんだその何かありましたよ感、ウザっ!出すなよ!羨ましいぜまったく⋯!」
桐真とは小学校からの長い付き合いで何でも言いあえる仲で、お互いに読書家な共通の趣味もあり休日にもたまに遊ぶ仲でもある。
「(ちなみに、まだ大丈夫なようだな⋯しかしいつバレるかも分からない、もしそうなったら1に俺を頼るんだぞ?)」
総馬が小声で注意してくれる。
「あぁ、分かってはいる。奏音のスクープがネットやらに上がる可能性は常に頭には入れている。俺はそれに関してはもう受け入れるつもりだ。」
奏音との交際はいつしかは世間に公言しなければならないと思っている。しかし実際そんなん怖くはある。俺、もしくは奏音に何かされる可能性はある。そうした時に本当にこいつは頼りになるな。いつも落ち着かせ俺を元気にしてくれる。本当に頼りになるやつだ。
「ところで総馬、また昼メシ買う金なくなった。500円貸してくれ⋯!」
前言撤回。こいつほど頼りない奴は居ないと思う。
▲
昼休み
屋上のドアを開けるとそこには女神が⋯いや、奏音が先に来ていた。
「奏音、待たせたか?」
「ううん!⋯でも、ちょっと冷えるね⋯!」
「あ、じゃあこれ着ろ、授業中ずっと寝てたから暖かいぞ!」
「ありがと、嬉しい!⋯だけど授業は真面目に受けなさい。」
奏音が俺の頭にを軽く叩く
「はい、すいません。」
「よし。じゃあ早速食べよ!お腹ペコペコ!」
楽しい昼食が始まるのだった。
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いつも見てくださり、応援してくれている皆様、本当にありがとうごさいます!私ごとではありますが最近、パソコン買って書いてるんですよね⋯!
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