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別室に移動後はなぜかニコニコ顔の母を見てると不安が増すばかりで白虎をモフモフわしゃわしゃしながら判決を待つ心境で父や鑑定士を待つ。


「そんなに不安がら無いで良いわよ。私達家族が悪い様にはし無いから!リョウはどんな事が有っても守ってみせるわ。」

(うわぁ見透かされてるなぁ。ステータスもどこまでチートじみてるか現状見させてもらえ無いから不安しか無いのよママん)

「分かりました。不安が大きいですが期待も有ります。大人しく待っています。」


数分後、別室のドアが開き未だ混乱した様子の父と神主、さっきの鑑定士とは別の人が入室して来た。

「この部屋は神のご加護と強固な結界により守られています。鑑定内容が外に漏れる事はございません。これより鑑定を担当致します私は宮司兼鑑定士のアラタ・マスダと申します。重大案件につきまして先程の鑑定士より上位の鑑定スキルを持つ私がご指名をお受けしました。よろしくお願いします致します。」

(うん、やっぱり大事になっちゃってる。上位と下位じゃ見える物が違うのだろう。)


すると父が

「リョウが明らかに我々龍人族の系譜の中でも見た事も無い姿形に変化している。守護獣を贈られている事から最上位種なのは明らかだが下位の鑑定士では鑑定しきれ無い事を考慮して上位の鑑定士へ依頼をした。二体も居るしな(ぼそ)」

(アイヤ〜、それ隠蔽バレ無いよね?(滝汗)マジでやめてよ〜。折角生まれ変わったんだから一生監禁とか隔離とか勘弁してくれ〜)


「それでは鑑定を始めます。鑑定結果はこの木板へ転写され表示されます。それでは鑑定!!」


鑑定結果

名前:リュウ・クオン 年齢10歳

種族名:真天龍族


能力値

体力:エラー(♾️) 魔力:エラー(♾️)

知力:30000

腕力:30000

素早さ:30000

器用:30000


保有スキル

慈愛・暴食(隠蔽)・鑑定・最上位鑑定阻害(隠蔽)・アイテムボックス・飛翔・健康・全環境耐性・状態異常無効・毒無効・最上位スキルコントロール


魔法適正

光・闇・水・土・風・氷・雷・空間・重力・生活


守護獣

白虎・青龍


称号:世界からの祝福(隠蔽) 天照神の申し子


(あか〜ん!天照神の申し子とかも隠しとけよ!!と言うか聞いてね〜)


ステータスが開示された結果、神主さんと鑑定士兼宮司のアラタさんは泡を吹いて倒れ、父は頭を抱え母は飛び上がって喜んでる。

(正直、能力値は他の人の数値を知ら無いから何とも言え無いけど体力と魔力がエラー表示なのはヤバイってのは分かる。と言うか隠蔽されてるからエラーなんだろうけど♾️ってなにさ!)


「と、兎に角そのステータスボードはリョウのアイテムボックスに仕舞いなさい。色々言いたい事は有るが城に帰ってからだ。それとリョウは今後の全ての事が決まる迄外出は禁止だ。窮屈をさせる事になるがお前を守るためだ、我慢してくれ。」

父のこんなに困惑した顔を見てるのに我儘は言え無い。

「分かりました。迷惑かけてごめんなさい。」

「理解してくれればそれで良い。迷惑とかじゃ無いしお前が悪い訳じゃない。戻るぞ。」


泡を吹いて倒れている神主さんと鑑定士さんを横目に俺たち家族は城へと戻る事にした。


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