第5話

目を開けると私はなぜか外に出ていた


服もさっきまで着ていたものとは全く違う


私が訳が分からずオロオロしていると突然名前を呼ばれた。


「莉奈~!!!お待たせお待たせ」


振り返ると見知らぬ男性が息を切らして駆け寄ってきた。


《誰だろう・・いま私の名前呼んだような・・・》


自分の記憶を探ってはみたものの全く思いつかなかった。


困ったと思っていたその時その男性が


「莉奈どうしたの?」


《やっぱりやっぱり私のこと知ってるんだ・・・えーいこうなったら!》私は意を決して


「あの!あなたは誰ですか?どうして私の名前をご存じなのですか?」と聞くと彼はビックリして


「莉奈?何言ってるの?」と不思議そうな顔で見てきた




いや・・・私からすればあなたこそ人の名前を連呼して何言ってるって感じですが・・・・


私がじーと彼を見ていると彼のほうから


「何があったか知らないけどとりあえず話聞くから近くのカフェにでも行こう」と言いとりあえずついて行くことにした。

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