同じクラスの女子を好きになってしまった話
きい
第1話[始まりの春]
今日は春休みが終わり登校日だ。
そして今日から中学2年生になる
坂道などを自転車で移動し約15分、
学校に到着した。
クラスを確認すると僕は2組だった。
3階の自分のクラスに入るとそこには小学6年の時に凄く仲の良かった月嶋秋奈(つきしまあきな)さんがいた。
小学生の頃、僕には友達がいなかった。
そんな中彼女は僕に話しかけてきていつの間にか友達になった。
だが彼女は同じクラスになっても話してくれなかった。
そしてクラスには変わった子がいた。
春田希海(はるたのぞみ)さんだ。
彼女も小学6年生の時同じクラスだったが全然
話さなかった。
そして時は過ぎ夏。
2年生の夏といったら職場体験だ。
僕の職場は車屋だった。
職場体験は3日間ある。だけど僕の職場は2日間だった。
1日学校に行かないといけない、それも掃除だ。
物凄く面倒だが仕方がない。
1日学校に行ってその日先生から
[体育祭のリーダーにならない?]
と聞かれたので仕方なくなった。
そして2日間職場体験があったが凄く楽しかったというよりも職場の人が凄く優しかった。
そして職場体験は終わり体育祭の準備などが始まった。
リーダー会があり僕は向かった。
そういえば僕のクラスで他にもリーダーが3人いたな。
確か月嶋秋奈と春田希海、そして中学1年で話すようになった中原咲希(なかはらさき)さんだ。
僕以外女子だった。
気まずいがなってしまった以上やるしかない。
[ここ座りな]
と中原咲希が言った。
[あ、うん]
と僕は言って座った。
でも、春田希海は全然話さなかった。
やっぱり彼女は何かが変わっている。
彼女を見ると雰囲気が全然違う。
何て言えば言いかは分からないが何を考えているのかが分からないし少し冷たい雰囲気だ。
そして全体練習などが始まり外も暑くなってきた。
ある日、練習が終わってリーダー会があると聞いたので物理室に行った。
そこには春田希海と月嶋秋奈がいた。
[よっ!]と月嶋秋奈が言った。
彼女は凄く明るいし男子みたいだ。
[どうも]と僕は言うが水筒の水がないことに気づく。
[良かったらいる?]と春田希海がいった。
だけど流石に貰うのは申し訳ないので断ったが彼女は2本あるから良いのにと言う。
僕は驚いた。春田希海が物凄く優しくて気がつくと周りが温かいと思った。
そんなことがあったがリーダー会は外であったらしい。
団長が来てその事を言ったので凄く驚いた。
でもまぁ彼女の一面を知れたので良かったと思う。
体育祭の結果を言おう。体育祭では2位だった。
だけど凄く心に残った体育祭だった。
そういえばまだ言って無かったな、この話は僕が人を好きになってしまった話だ。
そしてここからが始まりなのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます