「まっ間違えないから!絶対…」


焦ったように愛ちゃんが僕にしがみついた。

愛ちゃんの父親に感謝しないとな。

愛ちゃんを大事に育てなかったことは許し難いけど、ファザコンになってくれたおかげで、年上の僕からは離れられないだろうから。


「呼んでみてくれる?」


「えっ…」


「早く」


「ひっひろし!!!」


まさかの呼び捨てだった。

この子はどうしてこう意表ばかりついてくるのだろう。

本当、飽きない。

腹筋が鍛えられていくなあ。


「うん、よくできました。」


いい子だね、と耳元で言ってそこにキスを落とした。


「っ…」


すぐに反応してしまう愛ちゃん。

いい子と言っても悪い子と言っても喜ぶ、不思議な女の子。


ちょっとおバカで可愛い、僕の彼女。




*****ロミオメール編終わり*****

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