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    ちょっとストーリーの流れが違うので、正しく比較して良いのか疑問が残りますが……

    >おいしい、と、感じてしまう。
    正しく一人称文学だと思いました。

    斜に構えた物語調は、跡形もこの作品からは感じられません。

    もっと専門的な違いが有るのかも?とも思いますが、この部分が決定的に変わり、個人的には感情移入しやすい作品になっている気がします。

    一日経って……
    こちらにも敬意という調味料を、小さじひと掬いだけでも加えられなかったのだろうか?

    文末の仕上げがガラッと変わってます。
    俳句的に言うと、「体言止め」の手法で音節のリズムや余韻を与えています。
    あと「……いる」と、現在進行形で主人公の行動に没入しやすく仕立ててますよね。

    さすが作者様が、自ら「違う」と言わしめる文章全体から漂うリアル感が違います。
    最期の晩餐的な暗い色調の作品よりも、今描いていらっしゃる妖怪ホラーに向いた文体だと思います。
    素晴らしい!

    作者からの返信

    こちらにもコメントありがとうございます。
    リアル感が違う、ということですと、やはり視点人物の当事者感が大きく影響しているのかもしれません。
    当事者感が変わった要因としては、作中の状況の違いがいちばん大きいとは思うのですが、それ以外にも文末の処理や現在進行形などなど、要因は色々ありそうですね……。

    現在の文章で、平和な時期の(一歩引いた皮肉屋モードの)レナートを書いてみたらどうなるのだろう、とはちょっと思いました。
    来年のKACで試してみたいところですが、その頃にはもしかするとまた文章が変わっているかもしれませんね。それはそれで楽しそうですが。

    あらためまして、このたびは色々ありがとうございました!