俺のアイドルあの猫

アほリ

1#愛しの推しメス猫

 俺は、野良猫。


 ふとした時から、もう野良猫。


 何時も何時も、餌探しと他の野良猫との縄張り抗争の日々でもう・・・ヘトヘト・・・


 あーーーー!!何で俺は野良猫なんだぁーーーーー!! 


 人間の家に飼われてる家猫達が羨ましい・・・


 人間に可愛がられて、三食トイレ昼寝付き。


 俺等野良猫は、餌は運が良けりゃ心優しい人間の餌やりにありけるだけで毎日腹ペコ。

 トイレだって、やたらに用を足せば人間に怒鳴られるし、

 昼寝だって、心無い人間にいじめられるから、ずっと警戒しなきゃならずに寝付かれないし。


 あー!!羨ましい!!羨ましい!!


 ん?


 俺は、見た目金持ちの人間が住んでそうな豪邸の窓に目をやると、



 

 ずっきゅーーーーーーーん!!!!!




 か、か、か、か、か・・・


 可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーー!!!!!!!!! 

 

 純白の長髪のメス猫が窓辺で寝そべってる!!


 左右の目の色が違うオッドアイ!!


 ツヤツヤテカテカした、ピンクの鼻!!


 そして、そして!!そのセクシー過ぎる身体の身なり!!


 お、俺の完全な俺のタイプ!!


 あの猫は・・・完全に完璧な・・・


 俺の推しアイドル!!


 俺の目は既にハート目になっていた。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る