【制作メモ】機動転生ライナーノーツ【設定メモ】

35話あれこれ

　35話です。

　まあ今回は箸休めというか、しばらくこんなノリのゆるい会話させたいなー＆大局の情報を交えた描写、という感じです。

　ダラダラ会話をさせたらすぐに4000字を超えてしまって、少し会話を切り取ったりしてます。

　エメルはシンママで確定としました。でも最初のバージョンだと「荒れてる時期があって男を毎晩取っ替え引っ替えしてた」「だから誰が父親だかわからない」と言われてレイダスが衝撃を受ける……というのも書いていました。それはそれで、思いのほかエメルママがエロかったことにうろたえるレイダスがすごく面白かったのですが……。

　エメルをそういうキャラにするのはやめておいた方がいいかな、と思い没にしました。これまた難しい問題でして、メインの女性キャラクターの過去の男性関係を派手にするのは、いわゆるライトノベル（マンガやアニメのリアリティを文章に落とし込んでいる）では避けた方が無難です（禁じ手ではない）。

　これを「女キャラの過去が受け入れられない男読者、キモい」とかで片付けてしまうのはちょっとフェアではない、とも思います。マンガ的な文脈で出された（紹介された）「キャラクター」に、後からいきなり現実的な（マンガでは普通やらない、もっと言ってしまえば大きな目のマンガキャラでは普通やらない）設定を付け足してくるわけですから、まず読者に「暗黙のルールを破っている」というのを強いているのです。「横紙やぶりの強制」とでもいうべきでしょうか。それを強いられた読者は、（マンガ特有の）親近感を抱いていたキャラクターに裏切られたような気分になります。ですが世界観として「ありえること」なので否定もできない。そのジレンマに不快さを感じたりすることはもちろん責められません。

　この問題の大半は、リアリティのレベル（特にイラストのリアリティ）の問題のような気もします。写実的な絵のキャラだと、過去の男関係とかの話をされても読者はわりと平静にそれを受け止められますが、マンガ絵の（特に美少女絵の）キャラでそれをやられるとなぜかつらいです（一般的に。それがむしろ興奮するとかいう上級者は置いておいて！）

　なんだかとりとめもなくなってしまいました。自分もこのあたりは考えがまとまっていないので、首肯しかねるところもあるかもしれませんが、とりあえず書き記しておきます。

　まあとにかくエメルママは色っぽいのでOKということですよ。

（今後の展開）

▼もうちょっとまったりしたい。ジンとアビーの関係の話とか、ネイの周囲との関係だとか。

▼ケン以外の級友、名前も出したい

▼それとは別に、クレイ423がなぜ旧無線室を知っていたか。この話覚えてないだろうなあ……。でも艦内ミステリーのネタになる

▼味方と通信が一時的に可能に

▼大破した艦を発見？　エアロシェルがあるかも？　エアロシェルがあれば大気ブレーキの成功率がグッと上がる

▼もしくは大気ブレーキで二周目行かずに低軌道に遷移。そこで低軌道の基地に立ち寄り、エアロシェルを探す？

▼遅れてきたので降下作戦の真っ最中？

▼そろそろUIBの本部とか防衛体制とか決めておかないと

▼あまりまったりしてられない予感

（キャラクター）

▼レイダス……非モテを自称しているが、本当はどうなんだか、と作者の疑惑が最近生じている。意外と女心わかってるような……。こいつ本当に恋愛経験ないの？　今時非モテアピールなんか当たり前だし……。怪しい……。

▼ジン……寝てる。

▼サミーナ……もう色々まいってる。レイダスに相談が増えてきている。まあ色気のある関係にはならなさそうだが。

▼エメル……旦那とは離婚していた。チャンスだ（誰が？）。あと、元海兵だと（ほぼ）判明。元海兵の姉御キャラ、また出してしまった。

▼アビー……寝てる。

▼ネイ……寝てる。

▼男ズ……みんな寝てる。

　以上。

　ありがとうございました！