横綱とおれへの応援コメント
天川さんの純文企画から後追いで参りました。
「崩れた積み木を積みなおすには時間がかかる」
純文を嗜む人たちとは、最初から最後まで積み木が崩れているような精神状態ではないかと、この一文を読んでそんなことを思いました。積み上がらず、積み上がっても翌日にはまた崩れているのを繰り返し眺めるような。
それはそれとして、成功者と敗残者、そして成功者の晩節という、ありがちな話でありながらも相撲にお詳しい人ならではの細部の書き込みのお蔭か、たいへんに読み応えがありました。
――最後まで闘ってみせる。たとえそれがどれほどみっともなくても。
これこそが、相撲人生ではないでしょうか。
惨めにみえても、こみ上げるものがある。そんな素敵なお話でした。ありがとうございました。
作者からの返信
「崩れた積み木を積みなおすには時間がかかる」という表現はわたしの小説には珍しく気の利いたことが書けたと思っていた箇所なので、触れていただいてうれしかったです。
>それがどれほどみっともなくても。
>これこそが、相撲人生ではないでしょうか。
ことは相撲に限らず、人生というものはみっともないものだと思います。だから、天下無双にはそのことを取り繕ったり隠したりさせたくなかったです。この辺はわたしが小説を書くときのくせですねー。
コメントありがとうございました。
横綱とおれへの応援コメント
カクヨム作品をたくさん読んできましたが、相撲を題材にした作品は初めてだと思います。
実は、私も相撲が好きなもので楽しみにしながら読みました。
テレビに映るのは華やかな一面ばかりですが、紐解いていくとあまりに残酷なまでに過酷な実力主義ですよね。
格闘技と呼ぶのは些か不適当な気がしますが、もちろん体重別階級など無く全員無差別でのガチ総当たり。本割の取り組みも、勝ったら勝った者同士、負けたら負けた者同士が組まされる、必然的に勝った者はより強い相手と闘い続けなければならない。同様に、負けたものは更に負けたものの下に敷かれていかなければならない……。結果、ひと場所15連敗などという成績もごく珍しいものではなかったりする。八勝七敗、ぎりぎり勝ち越すのでさえ至難の業、二桁勝利なんかとんでもない偉業と言っても過言ではない。
三役横綱等と言われているが、実際は平幕の前頭でさえ千人に一人の強者。なのに十両になってやっと飯が食える……。そんな世界だ。
付き人って、付いてる人の遊びにまで付いてかなきゃならんのかw などと新たな発見もあったりしながら、怪我をしないというのは本当にすごい才能だよなあ、と納得したり。
あれだけ強かった力士が、三十半ばで満身創痍……
本当に過酷な世界です。
天下無双という四股名は実際に許可されるのか? という疑問はあれど、たしかに名前が大げさ過ぎると実力が見合わない時に恥ずかしいw
その名に恥じぬ力士であったのですね。
まさか、これほど重厚な相撲小説に出会えるとは思ってもみませんでした。
素晴らしい読後感でした。ありがとうございます✨️
作者からの返信
このたびは自主企画【カクヨム純文コロシアム】の開催お疲れ様です。楽しそうな企画だなと参加させていただいたところ、新しい読者さんに読んでもらうことができました。そのうえ、こんな丁寧なコメント&レビューまでいただき、とてもうれしいです。
この小説はKACのために書いたものですが、相撲を小説に取り上げた作品はKACにはないだろうと、書いた後、ひとり悦に入ったことを思い出しました。そんなこと読者さんにとってはどうでもいいんでしょうけど、相撲が好きだという天川さんに読んでもらえてほんとによかったです。ありがとうございました。
横綱とおれへの応援コメント
カクヨムでガチな相撲小説に出会えるとは思ってませんでした。感動しました。
作者からの返信
ありがとうございます。感動したとのコメント、とてもうれしいです。
そういえば今日は初場所の千秋楽。力士たちには悔いなく戦ってほしいですね。