怖いこと
体に変なことされるようになったのはつい最近だ。
殴られた後
「お前小遣いほしいか?……」と聞いてきたのだ。
殴られた後は意識が朦朧としているので途切れ途切れにしか聞こえなかった。
「はい」
「なら、お前はお前のできることをしようか」が始まりだった。
それに反抗しても怖いし。
この家には父親と僕しか住んでいない。
母親は海外出張で中学の時からいない。
それをいいことに父親は僕に暴力を振るっている。
ストレス解消として
最初の相手はもちろん父親だ。
体を押さえつけられた。
「あー男だろっ……尻の穴に入れるのか気持ち悪いな」
「へ?」
僕は全然理解が追いついてなかった。
「お前自分で慣らせ」
!?!?
「もう一発殴られたいか?」
ふるふると首を振り尻の穴に指を入れた。
「うっ」
つぷっとそこに指が入ったが1本しか入らない。
こんなところになにを入れるというのか??
いやいや実際にαとΩの番はそうなってるってことだよね、、、。
「コンドームどっかあったか?」
1本でもぞわーってするのにここにあれを入れるってことだよね、、、。
無理。
「おい準備できたか?」と戻ってきた。
「はぁ? なにまだやってるのか」
とてもじゃないけど明らかに怒ってる、、、というかαの命令には逆らえない。
とにかく急いでやるが2本目とか本当に無理なんだけど、てかΩじゃないし濡れないよ!!
「はぁーもう男ってめんどくせぇな」
手をどかされ性器が見えた。
ひぇーまじで!!!!
「はっそもそも勃起してねぇ、まぁこんくらいがちょうどいいだろ」
穴にあてられそれは無理矢理こじ開けるように入ってきたが途中で
「いてぇーな、誰か呼ぶか」
痛いのは僕も同じです、、。
電話をかけて15分後に男は来た。
「琥珀さんまさか私を呼んでくれるなんて嬉しいです!」
「
「ええ、もちろんです、この子ですか??」
「ひっく……」
「あれ? 匂いしない、もしかしてα、βですか?」
「ああ、伝え忘れたわ、とりあえずそいつ使えるようにしてくれ」
「使えるようにって相変わらずですね」
日暮という男と目があった。
「君も災難だね、さてこれ入れるよ」
と手に持っていた細長いなにかをローションに浸しゆっくりと入れてきた。
「あぅ……」
ぎゅっと男の腕を掴むと
「あらまぁー可愛い反応」
「いいですか? まずは相手を気持ちよくしてあげる方法と無理矢理って方法があります!」
と説明しだした。
「めんどくせぇから後者でいいんじゃないか?」
「……相変わらずの鬼畜さ」
「あ””?」
何を話しているのか分からないが怖いよ……。
「んじゃぁ俺の方法でしますね」
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