継体天皇元年(507年)~舒明天皇13年(641年)

継体天皇けいたいてんのう元年(507年) 丁亥ひのとゐ

・継体天皇が即位する。 [2月4日]

・手白香皇女が皇后に立后。 [3月5日]


継体天皇けいたいてんのう6年(512年) 壬辰みずのえたつ

大伴金村おおとものかねむらは百済に任那みまな4県を割譲する。


継体天皇けいたいてんのう7年(513年) 癸巳みずのとみ

・百済から五経博士が来る(儒教伝来)。


継体天皇けいたいてんのう16年(522年) 壬寅みずのえとら

・仏教私伝。


継体天皇けいたいてんのう21年(527年) 丁未ひのとひつじ

磐井いわいの乱が起こる。 [11月]


継体天皇けいたいてんのう22年(528年) 戊申つちのえさる

・磐井の乱が平定される。 [11月]


継体天皇けいたいてんのう25年(531年) 辛亥かのとい

・継体天皇が崩御する。 [2月7日]

・安閑天皇が即位する。 [2月7日]


安閑天皇あんかんてんのう元年(534年) 甲寅きのえとら

・武蔵国造の乱。


安閑天皇あんかんてんのう2年(535年) 乙卯きのとう

・安閑天皇が崩御する。 [12月17日]

・宣化天皇が即位する。 [12月]


宣化天皇せんかてんのう3年(538年) 戊午つちのえうま

・仏教公伝。(552年説あり)


宣化天皇せんかてんのう4年(539年) 己未つちのとひつじ

・宣化天皇が崩御する。 [2月10日]

・欽明天皇が即位する。 [12月5日]


欽明天皇きんめいてんのう元年(540年) 庚申かのえさる

・大伴金村が任那割譲を責められ失脚する。


欽明天皇きんめいてんのう2年(541年) 辛酉かのととり

・百済の聖明王が新羅征伐を日本に要請する。


欽明天皇きんめいてんのう23年(562年) 壬午みずのえうま

・任那が滅亡する。

・欽明天皇が新羅しらぎに討伐軍を送る。


欽明天皇きんめいてんのう32年(571年) 辛卯かのとう

・欽明天皇が崩御する。 [4月15日]


敏達天皇びだつてんのう元年(572年) 壬辰みずのえたつ

・敏達天皇が即位する。 [4月3日]

物部守屋もののべのもりやが大連に就任する。

蘇我馬子そがのうまこが大臣に就任する。


敏達天皇びだつてんのう5年(576年) 丙申ひのえさる

炊屋姫かしきやひめが敏達天皇の皇后となる。 [3月10日]


敏達天皇びだつてんのう7年(578年) 戊戌つちのえいぬ

・金剛組が創業。(世界最古の企業とされる)


敏達天皇びだつてんのう13年(584年) 甲辰きのえたつ

・蘇我馬子は邸宅に仏殿を造り仏法を広めた。

善信尼ぜんしんにが日本で出家して初めての尼僧となる。


敏達天皇びだつてんのう14年(585年) 乙巳きのとみ

・物部守屋に仏塔を破壊して仏像を掘りに捨て尼僧の衣を剥いで鞭打つ。

・敏達天皇が崩御する。 [8月15日]

・敏達天皇の葬儀で蘇我馬子と物部守屋が罵り合う。 [8月]

・用明天皇が即位する。 [9月5日]


用明天皇ようめいてんのう元年(586年) 丙午ひのえうま

穴穂部皇子あなほべのみこ炊屋姫かしきやひめを襲おうとして三輪逆みわのさかうに阻まれる。

・物部守屋は穴穂部皇子の命で三輪逆を殺害する。


用明天皇ようめいてんのう2年(587年) 丁未ひのとひつじ

・用明天皇が崩御する。 [4月9日]

穴穂部皇子あなほべのみこ炊屋姫かしきやひめの命で討たれる。 [7月]

丁未ていびの乱。 [7月]

・厩戸皇子は四天王像を作り戦勝祈願する(丁未の乱)。 [7月]

・物部守屋が討たれる(丁未の乱)。 [7月]

・崇峻天皇が即位する。 [8月2日]


崇峻天皇すしゅんてんのう2年(589年) 己酉つちのととり

・隋が中華を統一する。


崇峻天皇すしゅんてんのう5年(592年) 壬子みずのえね

・崇峻天皇が暗殺される。 [11月3日]

・推古天皇(炊屋姫)が即位する。 [12月8日]


推古天皇すいこてんのう元年(593年) 癸丑みずのとうし

・聖徳太子(厩戸皇子)が摂政となる(皇太子として政務を司る)。 [4月10日]

・聖徳太子は四天王寺を建立する。

・厳島神社が建立される。


推古天皇すいこてんのう2年(594年) 甲寅きのえとら

・推古天皇が三宝(仏・法・僧)を敬うべしという詔を発す。


推古天皇すいこてんのう4年(596年) 丙辰ひのえたつ

・蘇我馬子は飛鳥寺を建立する。


推古天皇すいこてんのう7年(599年) 己未つちのとひつじ

・推古地震。 [4月27日]


推古天皇すいこてんのう8年(600年) 庚申かのえさる

・第一回遣隋使(日本書紀には未記述)。


推古天皇すいこてんのう9年(601年) 辛酉かのととり

・聖徳太子は斑鳩宮いかるがのみやを建立する。


推古天皇すいこてんのう10年(602年) 壬戌みずのえいぬ

観勒かんろくが渡来、天文、暦本、陰陽道を伝える。


推古天皇すいこてんのう11年(603年) 癸亥みずのとい

・冠位十二階を制定する。

・広隆寺が建立される。


推古天皇すいこてんのう12年(604年) 甲子きのえね

・十七条憲法を制定する。


推古天皇すいこてんのう15年(607年) 丁卯ひのとう

・第二回遣隋使。小野妹子が大使として隋の煬帝に謁見する。

・聖徳太子は法隆寺(斑鳩寺)を建立する。

・小野妹子は隋の煬帝の国書を紛失する。


推古天皇すいこてんのう16年(608年) 戊辰つちのえたつ

・第三回遣隋使。大使は小野妹子。高向玄理たかむこのくろまろ薬師恵日くすしのえにち南淵請安みなぶちのしょうあんなどが隋に留学する。


推古天皇すいこてんのう18年(610年) 庚午かのえうま

・第四回遣隋使(特筆なし)。


推古天皇すいこてんのう22年(614年) 甲戌きのえいぬ

・第五回遣隋使。犬上御田鍬いぬかみのみたすきが大使を務める。


推古天皇すいこてんのう23年(615年) 乙亥きのとい

・聖徳太子が三経義疏を著す。


推古天皇すいこてんのう26年(618年) 戊寅つちのえとら

・隋が滅亡する。 [推古天皇26年5月20日]

・唐が建国される。 [推古天皇26年5月20日]


推古天皇すいこてんのう28年(620年) 庚辰かのえたつ

・聖徳太子は『国記』『天皇記』『臣連伴造国造百八十部并公民等本記』を編纂した。


推古天皇すいこてんのう30年(622年) 壬午みずのえうま

・聖徳太子が病死する。 [2月22日]


推古天皇すいこてんのう31年(623年) 癸未みずのとひつじ

鞍作止利くらつくりのとりが法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像を制作。


推古天皇すいこてんのう34年(626年) 丙戌ひのえいぬ

・蘇我馬子が死去する。 [5月20日]


推古天皇すいこてんのう36年(628年) 戊子つちのえね

・浅草寺が創建される。

・推古天皇が崩御する。 [3月7日]

・次期天皇を巡り蘇我蝦夷そがのえみし蘇我境部摩理勢そがのさかいべのまりせが争う。蘇我蝦夷が勝利して、蘇我境部摩理勢は討たれた。


舒明天皇じょめいてんのう元年(629年) 己丑つちのとうし

・舒明天皇が即位する。 [1月4日 ]


舒明天皇じょめいてんのう2年(630年) 庚寅かのえとら

・第一回遣唐使。犬上御田鍬が遣唐大使を務める

・宝女王が舒明天皇の皇后となる。 [1月12日]


舒明天皇じょめいてんのう3年(631年) 辛卯かのとう

扶余豊璋ふよほうしょうが日本に人質として来る。


舒明天皇じょめいてんのう11年(639年) 己亥つちのとい

・舒明天皇は百済大寺を建立する。


舒明天皇じょめいてんのう13年(641年) 辛丑かのとうし

・舒明天皇が崩御する。 [10月9日]

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