エピローグ
真の黒幕編
真の黒幕編①
あれから5日が経過。2014年3月15日(土)の夕方、マージィ、トベ、カーラの3人でカフェに行って「バブルティー」を飲む。バブルティーは、後の日本では「タピオカティー」と呼ばれている。ダブルスデートのときにマージィの頭の中では、このようなことが起きていたのだろうか?マージィの妄想が、現実と一致した瞬間だ。
先日に引き続きマージィは、今度はカーラにリラックマの考察を教えていた。カーラはリラックマの考察に驚きながらも楽しんでいるようだ。マージィは、トベとマキの関係をカーラにも教える。カーラも「えんにち」の後に、トベから直接聞いて2人の関係を知ったようだ。カーラがショップの店員のアルバイトをしていると、トベとマキが2人だけで現れたという。ショップの店員がカーラだと気づいたにも関わらず、おそろいのキーホルダーを買い、カーラは2人に「気持ち悪い」と言った。それでもトベとマキは嬉しそうだったとカーラは語る。
マージィやカーラの会話を聞いていたトベは、自分だけ何か足りないような孤独を感じていたようだ。ここにモリーやサクシマたちがいないからだろうか?マキは急遽仕事が入ってしまったが、マキにも来てほしかったとトベは思ったそうだ。
2回目の大会以降にトベは、自分の気持ちに誰も共感していないと思うようになり、徐々に周りとの温度差を感じるようになっていたらしい。確信に至ったのは、マージィたちの送別会をしたBBQのときだった。なぜ周りの人々が、自分の言葉に感動しているのか理解できなかったという。ただし1回目のテニスの大会で、バイウォンの逆を突いた仲間のショットに、トベは感動している。これは仲間のショット自体に感動したわけであって、その試合に勝ったから感動したわけでもなく、もちろんトベが感動できない性格とかでもない。時が経てばトベも過去の自分に対して客観的な視点を持てるようになり、周りの人々にも共感して感動できる日も来るのだろうか?
おそらく現時点でトベに最も共感していた人は、「タママが1番の被害者だ」と言っていたノココとカトリだけかもしれない。ただし被害の度合いは人によって感覚が違うため、正確なことは言えないだろう。そんなトベ自身は、モリーが全ての真実を知れば、1番の被害者になると考えているらしい。
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