大会編⑤
【2013年2月9日(土)】
またサクシマが、マージィにメッセージを送って絡んでいる。
韓国人チームとの試合。モリーは対戦表を見て、実はモトキが下の名前だったと知る。今まで「モトキトモシゲ」だと思っていたようだ。
トベはチームメートたちに、「強い相手と当たっても1ゲーム、1ポイントでも多く取ることを目指し、最後まで少しでも食らいついてほしい」と告げる。重要なのは勝つ試合ではなく、接戦の試合だ。接戦の試合に勝つには、負ける試合でも諦めないことが重要だ。仮に負ける試合だとしても最後まで諦めずどこまでも食らいつくことで、接戦の試合の仲間たちへのエールになったり、相手チームにプレッシャーを与えるはずだと語る。そしてチーム全員が一丸となって戦ってほしいと話す。しかし多くのメンバーの頭の中は、まだ「?」の状態。
笹香親子のダブルス1。笹香親子がマテとヤクスル(ゴールデンペア)に再び負ける(3-6)。
モリーとモトキのダブルス2。モリーとモトキが負ける(1-6)。
トベとアマンダのダブルス3。バイウォンとマージィのペアと対戦。バイウォンは自身のサービスゲームで、またトベに対してプレッシャーを感じていた。しかし一度トベが全くボールに触れられずにサービスを決めると、バイウォンはプレッシャーから解放される。トベのサービスゲームで1ゲーム取った後、負けそうになったため、トベがマージィを集中攻撃。今回のバイウォンは、マージィを信じて無理な動きはしない。マージィはトベからの猛攻に耐え続ける。トベはマージィとの勝負に勝ちきることができず、バイウォンがまたそろそろ動き出すと思い、バイウォンの横を狙う。しかしバイウォンは動かず、逆に決められてしまう。トベが得意のサービスゲームを落とす。そのまま一気に試合の流れが悪くなり、トベとアマンダが負ける(1-6)。マージィの成長に驚き、トベの心が折れる。一方、アマンダも自分のせいで大敗したと思っていた。
ダブルス4。ジュンジュンコンビが勝つ。
ダブルス5。タニタニコンビが負ける。
ダブルス6。笹香親子が勝つ(6-1)。
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