第10話 あいつやっぱ主人公だわ
こんにちは、真野てんです。
いよいよあす2025年度アメリカMLBのワールドシリーズが開幕します。
大谷翔平を擁するLAドジャースに相まみえますのは、本年度ホームラン王ゲレーロJrの所属するカナダのトロント・ブルージェイズ。ブルージェイズがWSに進出するのは、実に32年ぶりの快挙だそうです。
エンジェルスにいた頃から大谷選手の活躍は各メディアが追いかけていましたが、ドジャースに移籍したその年にいきなり優勝したことによって、より多くの日本人がメジャーリーグに興味を持ったことではないしょうか。
かくいう自分もそうした手合いのひとりで、大谷選手は言うてもまあまあ成功するだろうとは思っていましたが、まさかこれほどまでに人間離れした成績を上げるとはちょっと予想ができませんでしたね。
もはや漫画の主人公を超えたとまで言われる大谷翔平選手。
あれでまだ完成されてないというのですから、来年以降も楽しみですね。
そこで考えてみると、これまで自分の書いてきた主人公たちはわりと完成されたキャラが多かったように思います(その話がしたかったのか
老成された、というよりは老人そのものが主人公だったこともありますし。
退役軍人だったり、国家の要人だったり、すでに一度世間の表舞台から降りた人間にスポットを当ててることが多いような。もちろんそれは作劇上、未熟な人間を描くよりも展開が楽だからというのも理由のひとつなんでしょうが、根本的にそういうのが好きなんでしょうね。
少女漫画の大家である萩尾望都先生も「問題に直面している大人を書くのが好き」とおっしゃっていたので、世の中にはそういう癖があるのかもしれません(ヘキっていうな
とはいえ未熟な主人公が壁を乗り越えて成長していく物語も大好物なので、今後はそういうコンセプトの作品を書いていくのもいいな——。
プレーオフ・対ブルワーズ戦の主人公・大谷翔平選手の活躍をみて、そんなことをちらっと考えたきょうこの頃でした。
ちなみに自分は大谷選手以外のドジャースの選手だと、グラスナウとおヒゲのテオスカーが好きです。ではでは。
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