織田モブ長の受難
はしらい
第1話
戦国のとある國に織田モブ長というなんかこう、モブっぽく親しみやすい殿様がおった。
殿様はよくよくこう言っていたそうな。
「え?信長?やだよこえーし、関わりとうないでござるの巻。」
この作品はそんなモブ長が様々な難をなんかこういい感じに退けていくコメディである。
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モブ長「なんか直訴に来たんだけど、え?直訴?死罪ぞ?え?わしそんなに軽んじられてるの?いやまぁそのくらいじゃ殺さんよ?いやでも普通死罪ぞ?」
町民壱「なんか行けると思って」
町民弐「俺の代わりに女房に頼まれた買い物おなしゃ~す。」
町民参「隣の領から来てる賊を何とかしてください!」
しばし黙考の後。
モブ長「ちょっと待て、今一人だけめっちゃ重要なこと話しとらんかった?」
町民弐「うちの女房に怒るとめっちゃ怖いんすよ~。」
モブ長「ちょい黙ろうか?」(こめかみに血管を浮かべながら)
町民参「え、でも賊の件マジやばいんすよ!このままだと村の収穫物ごっそり持ってかれるし!」
町民壱「そうそう、こっちも大事な話なんで!モブ長さん、頼みます!」
町民弐「買い物も頼みます!」
モブ長「お前らさぁ……わしの扱い軽すぎん?特にお前、買い物のやつ。」(深くため息をつきながら)
町民弐「え、いや、でも武士の情けというか……」
モブ長「武士の情けってそういう使い方ちゃうやろがい!!」
町民参「で、賊はどうするんすか?」
モブ長「はぁ……しゃーねぇ、わしが何とかするか……」(頭を抱えながら)
町民参「さっすがモブさん!やっぱ頼りになりますわ!」
モブ長「ただし!買い物は絶対行かんからな!!」
町民弐「ええー……便所紙より使えないクソが…」
モブ長「わしそこまで言われるようなことした!?」
モブ長「んでおぬしは?」
町民壱「ん?」
モブ長「いや、今首ひねってるおぬしよ。」
町民壱「ああ、何だったか忘れたんで帰ります!」
モブ長「いや、ちょ、ええぇ~?」
モブ長「いやいやいや!なんだったか忘れたって、そんな直訴ある!?」
町民壱「いやぁ、なんか大事なことだった気がするんすけど……まぁ、いいかなって!」
モブ長「いいわけあるかーい!!!」
(その場を去ろうとする町民壱を慌てて引き止める)
モブ長「ちょ、待て待て!せめて思い出してから帰れ!!」
町民壱「うーん、思い出すまでに晩飯の時間になりそうなんで思い出したらまた来ます!」
モブ長「おぬし、わしのことなんだと思ってる!?」
(去っていく町民壱を見送るモブ長)
モブ長「はぁ……まぁいいわ……。で、賊の話だけど、そいつらどのくらいの規模なんじゃ?」(深くため息をつきながら)
町民参「えーと、大体……100人くらい?」
モブ長「100か~…100!?思ってたよりデカいわ!小規模の軍勢くらいあるじゃないか!」
町民参「でもモブ長さんなら、信長様の影武者くらいの実力はあるんでしょ?」
モブ長「わしをなんだと思っとるんじゃ!!!」
(モブ長の受難はまだまだ続く……)
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