地球に落ちた(元)神様〜移住先で自由気ままな人生はじめました〜

涼月あん

1☆ 序章

西暦二〇✕✕年□月△日午前零時

  

地球にいまだかつてないほどの数多あまたの流星群が降り注いだ。


《ドーン!ドドーン!ドドドドドーーン!》

《バリバリバリ!ピカッ!ビリビリ!!》

《ゴゴゴ!ゴゴゴゴゴ!ゴゴゴ⋯ゴ⋯!!》



『な⋯な⋯⋯何だぁぁぁぁぁ』バタ⋯⋯

『うわ~アワアワアワアワ』

『キャーーー!!!』

『まっ眩しすぎる~』

『目⋯⋯目⋯⋯目が⋯⋯⋯⋯』

『じ⋯地震だー!逃げろ!⋯⋯うぉ⋯』

『もう終わりだーー!?バタバタ⋯⋯』

『⋯⋯⋯っ⋯⋯⋯⋯⋯っっっ』



屋内外にいた人達、就寝中の人達

全ての人類が緊急事態に阿鼻叫喚あびきょうかん! 


空一面を覆う神々しい眩しさと地球全体を揺るがす凄まじい地響き。


人々は、を覚悟した。





⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯はずだった。



それから数週間後ーーー


日本 某所 ギリリッシア家


トントントン軽快な包丁の音、パンの焼けるいい匂いが漂っている。


キッチンで母が朝食を作っていた。

朝食が出来上がり、セッティング完了!


家族全員が食卓に集まって来たら、食事が始まる。


【今日の朝食メニュー】

 コーンサラダ

 ギリリッシア風オムレツ

 チーズウインナー

 クロワッサンとロールパン

 フレッシュスムージー

 プロテイン(ココア味)

 プロテイン(バナナ味)

 プロテイン(ストロベリー味)

 プロテイン(プレーン)


(わぁ~食卓がや~?) 


「さぁ~召し上がれ!って⋯何種類のプロテイン⋯並べたの⋯⋯ア・レ・ス」


「みんな飲むかと思ってな!もう一種類だそうか?ちなみに味は、バニ⋯」


「『「え⋯飲まないよ⋯⋯」』」

「『「また⋯プロテイン⋯」』」


アレスター以外の子供達は拒否し、両親たちは呆れ顔。


「ふぅ⋯とりあえずいただきましょう」

「『「いただきま~す」』」


どこにでもある普通の家族団らんの食事風景である。普通の家庭ではプロテインは並ばないが⋯⋯。


ギリリッシア家は両親と子供達五人の七人家族だ。加えて、姉夫婦も同居している。


 父ゼウスナー(ゼス)

 母ヘラーダ(ヘラ)

 長男アレスター(アレス)

 次男ヘルメスト(ヘル)

 三男アポロンド(アポロ)

 長女アルテミスティ(アルテ)

 次女アテナーシャ(アナ)


 父の姉夫婦

 父の姉アフロディーティア(アディ)

 父の義理兄ヘパイストスナ(ヘパ)

  ( )は、愛称です。

 

みんな静かに朝食を食べている。プロテインは⋯アレスターしか手をつけていないようだ。アレスターがそっと全員にプロテインを配ったが⋯無言で全員に突き返されていた。

 

ただ食事をしているだけなのに、優雅な姿が眩しすぎる。朝日を浴びれば神々こうごうしいくらいに!


『な、なんの集団だ!』と驚愕きょうがくされ、

『キャー🖤』とまるでアイドルのように騒がれ、

『ここは天国?』と勘違いが起きてしまうほどの美男美女。


そんなギリリッシア家は全員が⋯(元)神様達である。


ただ、この地球の神ではない。地球外より降臨?した神である。


しかし⋯彼らギリリッシアの神達一同は⋯神様を辞めた。

あがめられる窮屈きゅうくつで退屈な日々とサヨナラ!普通に自由ライフをエンジョイするのだ!!ヒャーホー♪♪

 

⋯⋯⋯⋯⋯と現在に至る


今は、地球の日本に我が家を建てて、皆で暮らしている。


神生じんせいから人生じんせいへ⋯新生人として人間界に移住した彼ら。


果たして何が待ち受けているのやら?わくわく⋯?ドキドキ⋯?ハラハラ⋯?さぁどれだ?

ん?どれでもないかも???

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