俺を産んでくれてありがとう
@Takuya16
表紙
ごく普通の家庭で暮らす、
何不自由もなく、
苦労する事も知らなかった少年が、
死別、裏切り、人間不信を経て、
自らもドス黒く染まり、
他人を傷つける度に、自分も傷ついた。
悲しむ感情が麻痺した時から、
ずっと探し求めてた。
「俺に足りないモノって何?」
愛なのか?友情なのか?
人としての感情が欠落してても完璧を求めた。
「ちゃんとしないと捨てられるから。」
いいんだよ。
孤独なのは慣れてるから。
口ではそう言っても、
慣れた事なんて一度もなかった。
「人の痛みをわかる人間になれ。」
人の痛みを知ろうとするあまり、
自分の痛みがわからなかった。
そんな自分に残された道は消える事のみ。
いいやん?
俺が消えたら皆幸せになれるんやから…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます