第43話
キッチンでコップにお茶をついでいると、
「遥香、」
その声と共に後ろからギュッと抱きしめられた。一瞬にして湊汰の香りに包まれる。
「……」
「無視するなよ?」
「……もん。」
「ん?」
「だって恥ずかしすぎるんだもん。」
「恥ずかしい?何で?」
「っ、」
「ねぇ、何で恥ずかしい訳?」
「分かってるくせに…」
「俺がカッコいいし、モテるし、ちょっと意地悪だけどカッコいいから?」
「湊汰の意地悪…」
「意地悪したくなるのは、遥香だから。」
「っ、」
「遥香はさ、意地悪な俺のこと嫌い?」
耳元でそう囁く湊汰に未だにドキドキしてしまうあたし。
「……」
「答えてよ、遥香?」
「……ない。」
「ん?」
「嫌いじゃない…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます