第3話

そんな奴が、生まれた瞬間には隣に住んでいたのだ。




生まれた時から不運なわたし。




ほっといてくれればいいのにも関わらず、3つ年上のソイツは幼稚園から小学校から中学高校大学・・・どこにでも現れてちょっかいを出してきやがる!




おかげさまでいいなって思う男の子には逃げられ、彼に思いを寄せる女の子たちから執拗な嫌がらせを受け、なんと生きにくいことか。

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