第21話

「ふふっ、慶は仕事前はお菓子を食べませんわよね」


 "仲良しトリオ"に睡眠導入剤の成分が含まれるお菓子を食べさせた。そう自供したカナさん。俺がお菓子を口にしなかったことによって、見事に"仲良しトリオ"だけ摂取するという状況がなされてしまった。


 確かに、言われてみればアルバイト前にお菓子を避けていた気がする。そこには、運動前にお菓子を食べ過ぎて気持ち悪くなってしまったとか、身体づくりのためにお菓子を控えているとか、そんな確固たる理由は無い。


 ただ、個人的に少し空腹感を感じた方がパフォーマンスを発揮しやすいという感覚を持ち始めたのがきっかけだ。それからは、仕事前や試験前などの気合を入れるタイミングでは、逆にあまりエネルギー補給はしなくなった。それがやがてルーティンのようになり、差し入れなどもその場で勧められない限りは積極的に摂ることは無かった。


 だがそれも無意識でのこと。いまカナさんに言われて、そういえば食べていないなと気が付いた程度の話だ。俺の無意識の癖まで見抜いているなんて、さすがはカナさんとしか言いようがないね。ここまで管理されているなら、自堕落になってしまいそうだ。いや、飽きられて捨てられでもしたら、本当に人生が終わるだろうからそんなことはできないけれども。


 ただ、そこまで俺のことを理解しているとはいえ、睡眠導入剤入りお菓子を"仲良しトリオ"が食してくれるとは限らないだろうに。


「そうですわね。一種の賭けのようにはなってしまいますが、彼女たちの性格を考えればリナさえ食べてくれれば計画は成功しますわ」

「まぁ、そうだよね。でも、カナさんにとっての賭けってほぼ勝てる賭けでしょ?」

「ふふっ、勝負が始まる時のスタートラインを決めるのは自分自身ですからね。ただ、いくらゴールの目の前からスタートを切れるとしても、ゴールテープを切る前に転倒するかもしれないですわ。だからこそ、どんなに確実に勝てる勝負と思っていても気も手も魂も抜かない。それが勝利への秘訣ですわ」


 自信満々に胸を張るカナさん。

 その動作に幼さが垣間見えて、普段の凛とした姿とのギャップが可愛さの部分を増幅させていた。


 会議は根回しが重要だったり、勝負は始まる前から決まっているだったりと準備をすることの大切さは現実でも創作でも語られることは多い。カナさんはあらゆる角度から情報を集め、あまたの情報から選別し、分析と考察を行う。俺なんて知られていないことの方が圧倒的に少ないだろう。


 そんなカナさんがサプライズの準備のため、みんなを眠らせるために思いついた作戦は単純明快。睡眠導入剤入りのお菓子を北里さんに食べさせる。

 "仲良しトリオ"と関わった時間は決して多くは無い俺ではある。それでもこれまでにプライベートではそれなりに交流をしてきたし、今日をもって友達のステップは一歩先に進んだ気もする。もはや親密と言ってもいいのではと浮かれる俺ではあるが、その視点からでもカナさんはすでに"仲良しトリオ"の関係性を見抜いていると感じる。


 北里さんが食べておいしいと言ったモノは、津田さんは迷いなく追従するだろう。2人が食べたなら、マイノリティになりたくない渋沢さんも食べるであろう。まぁ、なんだかんだ3人で食べるパターンは多そうではあるけどね。


 学校の世間話で"仲良しトリオ"の話を聞いたことがあったり、俺の口からちょくちょく漏れることはあるだろうが、おそらく自身での情報収集もしっかりしていたのだろう。今日のお昼なんてドリンクの好みや苦手な食べ物を食前に聞いていたが、万が一の予備はあれど、ほぼほぼ事前に用意したメニューと時間通りのコースだったことだろう。

 そして、食事の所作やトーク中の仕草で、彼女たちの性格などを情報と一致させていまに至る。なんなら、俺の現場に同行させることを目標として動いていたのかもしれない。


 …。周りのカナさんに対する崇拝にも等しい、尊敬の眼差しを大げさだと感じてはいる。しかし、自分自身、カナさんの俺のココロや未来すら透かして見ているのではないかと思えるような行動で、「さすがはカナさん」と結論をすぐに出してしまう。これも「慣れ」のせいかもしれないが、俺もカナさんという鎖に囚われているのかもしれない。


 まぁ、そんな主観は一旦隅に置いておく。

 無事(?)に3人を眠らせることができたカナさん。俺が打ち合わせ中の暇つぶしに行うサプライズということだ。目にかかれないことが確定しているので、どんなことをするのか聞く権利はあると思います!


「サプライズってさ、何やるの?気になって仕事にならないかもー」

「あら?お友達にクスリを盛ったところをもう少し詰められると思ったのですが…」

「あー…、カナさんだってさっき自分で害は無いって言ってたでしょ?その言葉に嘘はないと思っているよ。それに、僕自身、カナさんは僕と共通の友人に対して無駄に危害を与えることは無いって信じているからね」

「ふふっ、ちょっとは疑ってくれてもいいのですよ?」

「機会があればね」


 公私ともにカナさんに命握られているようなモノだから逆らわないっすよー。とは言えないしね。いや、カナさんには俺の身の回りのこととか姉さんの就職先の斡旋とかで普通にお世話になっているし、いまや婚約者にもなっているから今更だよ?そういう冗談だからね?


 逆らうだけ無駄という思考がデフォルト装備になっていることは否めないけど。だって、スケジュール管理だけでなく監視カメラとか盗聴器とかもされているし。その分、最新鋭のスパイ設備をタケにぃのために用意してもらえているから文句は言えない。


 僕はプライベートを犯される覚悟はできているから、タケにぃのプライベートを盗み見ているのさ。…、覚悟ができているというよりは、すでにカナさんに筒抜けになっているけど…。


「目が覚めたら、そこは見知らぬ部屋。目の前の扉は施錠されており、そこに1つの問いと説明が書かれている。曰く、その1問が解ければ扉が開くと。部屋を見渡せば、意味がありそうな数々のオブジェが。それらをヒントに謎を解くことができるのか、というようないわばリアル脱出ゲームですわね」

「え、何それ楽しそう!それはそれで気になって仕事にならなそう!」

「謎の難易度もおおよそ30分から1時間を想定していますわ。津田さんが居ますので、ヒントに気が付けばとんとん拍子に進んでいくと思いますわ」


 津田さんは"仲良しトリオ"のおっとり担当だが、実は中間テストでは成績上位者だったりする。授業中、不意に教師から指名されたとしても、慌てることなくそつなく答えを返しているところを見ると、一夜漬けタイプでもなさそうに見える。


 津田さんには、北里さんに危害が加わりそうな時や疑似酩酊の時に見せたあの一面がある。射殺すような捕食者の視線は己が身が震えるほどだった。あんな迫力はカナさん以来だ。狼が聖母の皮を被っている、津田さんを例えるならまさにこの表現がぴったりだろう。ただ、狡猾で知的な本性を悪すら浄化するような包容力で覆い隠していることを信じてくれる者は、カナさんくらいだろうね。


 学力の話になるが、個人的に意外だったのは"仲良しトリオ"の他2人も成績が悪くは無かったところだ。彼女らに失礼な話だが、あの2人が勉強できるイメージは正直わかなかった。ごめんね。総合的に"仲良しトリオ"は、それなりの学力がある。トリオなんだから、赤点を取るようなおバカ担当が居てもいいのに。良い子悪い子普通の子みたいな感じで。


 それにしても、スポーツジムのVIP会員、高級食材をふんだんに使ったお昼、そして、会社見学の特別招待に、リアル謎解き脱出のイベントまで用意。今日のカナさんはずいぶんと太っ腹だ。

 それだけ、彼女たちには何かしらの価値があると言うことだろう。純粋に打算抜きの友情の可能性もあるが、それだとしてもカナさんなら使えるものは使っておくの精神はあるだろう。


 別に、カナさんのことを冷徹だのなんだのと言っているわけではない。それができることが強みだし、好きなところでもあるのだから。


「慶には、後ほど機会を設けますわ。もちろん、みなさんとの親睦を深めるられるようにしますので楽しみにしていてくださいな」

「うーん、そうなったらカナさんとも一緒に5人で遊びたいんだけどなぁ」

「そうしたいのはやまやまですが、わたくしが混ざってしまうと、その、謎解きが…」


 珍しく言いよどむカナさん。

 カナさんが挑めば、謎で固く閉ざされた扉も自動ドアのように開いてしまうことだろう。これだから超天才ってやつは…。

 みんなで悩みながら進むのが謎解きイベントの醍醐味のひとつだが、それを冷やかしてしまうのではないかとの懸念しているのだろう。スルスルと謎を解いてしまっては「みんなで楽しむ」時間が少なくなってしまうことを憂慮しているのだ!


 傍から見れば、ひらめき問題に過剰な自信のカナさんではあるが、一瞬で謎を解いていくさまは容易に想像ができる。"仲良しトリオ"であれば、しらけることなく「さすカナ!」と盛り上がるだろうけどね。カナさん自身、わざわざその醍醐味を削ってまで彼女たちからの称賛を得たいとは思ってない、と思う。


「謎解きイベントは楽しそうとは思ったよ。思ったけど、クリアがどうこう言うよりはみんなと騒ぎたいだけなんだ。僕的にはカナさんも含めて5人で遊べる企画があれば謎解きにこだわらないさ!」

「慶…」


 カナさんに悲し気な表情をさせてしまった。これは俺の浅慮のせいだ。

 俺は単純に仲の良いみんなで楽しめればいいと思っていた。それはカナさんを含めて5人での話だ。楽しいことは仲間に共有したいし、同じく楽しいと感じてくれたらさらに嬉しい。カナさんは、そんな俺の内心を慮ってくれているのだろう。

 覇気すら感じる立ち振る舞いとは正反対である、いじらしいほどのかわいい反応を魅せてくれるカナさん。ハグをしたあの時、俺は彼女のことを理解して受け入れた気がしていた。でも、まだまだ魅力がこんなに詰まっている。ただ一つ、難点をあげるとすれば、俺の婚約者は可愛いんだぞと誰にも自慢できないことだけか。


「遊園地行くとか、水族館行くとか、何なら誰かの家にお邪魔するとかさ。毎回が刺激的なイベントじゃなくても、みんなで集まる名目があればそれでいいんだ。それこそみんなでVIP会員になったんだから、毎週何曜日はジムの日って決めるのも良さそうだね!」

「ふふっ、ありがとう、慶。慶はそういう性格でしたわね。わたくし自身が、みなを導く者として同じ方向を向かせるように、背中を追わせるようにコントロールしたがる性分ですの。それは自覚していますわ。それに、どうせ集まるのなら飛び切りの驚きと興奮を仕込みたくなってしまいますわね」


 ペロリと舌を出す仕草をするカナさん。かわいい。


 俺がみんなと時間を共有するのが楽しいと感じるように、カナさんにだってカナさんの楽しみ方の好みがある。例えば、今日のように自分がホストとしてゲストを楽しませる。手間をかけて準備をして、相手が喜んでくれることを想像して、実行して相手が笑顔になる。みんなを笑顔にすることが楽しみだってこともあるだろう。


「ただ、慶との関係性も変わりました。わたくしも新しく挑戦する時が来たのかもしれませんね。人の前を歩いて、あるいは上で導いてきました。学校行事なんかも常に企画側でしたわ。慶とその友人たちが企画したイベント事に。管理者ではなく採点者として楽しむとしましょう」

「う、厳格に点数を付けられそう…。お手柔らかにお願いします」

「おーほっほっ、仕方ありませんわね!そこまで言うなら辛めで採点しますわ!」


 なんてこったい!それじゃあ、ファストフード店で愚痴大会をするのは何点になっちまうんだい!?


 と、いきなり冗談が飛んできた。少しシリアス気味になりそうだったのに、びっくりするよね。まぁ、みんなの集まりに気軽に誘ってね、というカナさんなりのアピールだろう。直接そう言ってくれてもいいのに、照れ隠ししているなんて可愛いね。


 でも、こういうアピールが無かったら、予定が埋まっているだろうと勘ぐってカナさんを誘わない方が平常運転となるだろう。そうなってしまっては、何かあった時に声をかけることすら億劫になってしまう。「慣れ」ていないことをするのは思いのほかカロリーを消費するのだ。俺が日常を愛して、非日常感に疲れるのはそういうことである。


「さて、そろそろ着きますわね」

「ん?あぁ、もうこんなところか」


 曇りガラスから確認できる辺りの風景は、何度も通った駅前の大通り。ちょうど、先日リュートさんと一緒に入った件のカフェチェーン店が目の前を通り過ぎた。ここで撮られた画像が、学校内での俺の悪評の発端となった。


「そうですわね。リナたちはわたくしが責任をもっておもてなししますので、安心して仕事に取り組んでくださいな」

「うん、わかった。気合を入れてしっかりばっちりやってくるさ。リュートさんにも会っていくの?」

「当然ですわ。ここに来た目的のひとつですから、ね」

「………」


 にこりと笑うカナさんだったが、明らかに笑顔の仮面をかぶっている表情にこちらは引きつってしまう。カナさんが俺の仕事現場に同行するなんて珍しいとは思ったが、なるほどリュートさんへの事情聴取も兼ねているのだろう。もちろん、今の"仲良しトリオ"との親睦会がメインだとは思うが。


 カナさんの情報収集は、様々な手法で集めたその膨大なデータが分析・精査されてからカナさんの元へ届けられる。例えば、数十個ある盗聴器の録音データを同時に倍速で聞きながら会話内容を判別するなんてことは、さすがのカナさんだってできないだろう。…できないよね?


 …まぁ、そこで登場するのがカナさん直属の諜報員たちだ。それらの存在は、他言無用でカナさんに教えてもらったことがあるので覚えている。どうやら、カナさんの家のグループ系列の中ではなく、カナさんが直接経営に関わってくる会社や組織に諜報部隊が紛れているようだ。


「…用件があるなら、僕から伝えておこうか?カナさんにはみんなのこと任せちゃうし、僕なら打ち合わせとかでリュートさんに会う機会が多いだろうしさ」

「ふむ、申し出はありがたいのですが、面と向かってしたいので問題ありませんわ。ありがとね、慶」


 リュートさんと直接やり取りしたいらしい。

 カナさんが携わっているのは、いままさにこの現場だ。だから、スタジオ内をふらふら歩いていても俺以上に問題は無いだろう。


 ここのような芸能・広告関連の会社の他に、以前に防犯グッズとして盗聴器や盗撮カメラを研究、販売している警備関連の会社もカナさんの直下だ。どちらも大切な者を守るという立場上、情報を集めるのにはうってつけの狩場だろう。実際、業務上で知り得るであろう秘密はブラックボックスであり、信用の担保はされているようだ。だが、カナさんほど強大な存在であればそこは治外法権と化す。


 表向きは看板通りの業務を行っているそれぞれの組織だが、その中に潜んでいる精鋭の特殊部隊らの耳に入れば、即座にビックデータ解析よろしく情報がまとめあげられてカナさんに届けられるだろう。

 例え法に触れると反抗しても、それならばと法を変えてしまうのがカナさんの家のグループ系列の恐ろしさ。どうあがいても、カナさんに弱みを知られた方が悪いのだ。


 もはや、カナさんの経営する組織は、国家権力である警察にならぶほどの情報収集能力と権力を持つ諜報機関だ。情報の楽園は、蜜を求めて羽ばたく必要なんてなく、口を開けていれば蜜の方から飛び込んできてくれるのだ。陰謀論者もびっくり。何をもって悪用とするかは別として、カナさんはこれらが組織力を駆使して優位に立っている。


 だからこそ、ボトムアップではなく直接自分の五感で生のデータに触れに行く行為は異例中の異例と言ってもいいほどだ。それに気が付いてしまっては、非日常感の高まりを感じて別の緊張感も徐々に高まってくる。


「それじゃ、行ってくるね」


 スタジオの敷地内に入った車も停車し、軽く身支度を整えている間に扉が開かれたため下車する。車を降りれば、黒部さんがいつも通り頭を下げているのが視界に入った。黒部さんはカナさんの身の回りの世話をする専属なのだろうか?実は諜報部隊の一員だったりして。


 しかし、普段ならリュートさんのぽんこつ風味は笑って流せるのだが、カナさんの雰囲気から察するに軽くは無い。今回リュートさんは、相当きっちりと怒られてしまうだろうな。諜報うんぬんの話でうならば、情報漏洩を防げなかったようなものだ。会社員であれば、懲戒処分モノだろう。カナさんの沙汰次第ではあるが、何もない、ということはないだろう。南無。


「ふらふら道の真ん中歩いてるの、邪魔。考え事してるなら端に寄っててちょうだい?それとも、私の歩みを止めさせるほどの大きな悩みでもあるのかしら」


 とげとげしくセリフを吐かれたので振り返る。目に入ってくる姿は、その口調とは対称的に清楚で上品な佇まい、艶やかな肌や髪、小さな顔にスラっとしたシルエットはモデルになるべくして生まれたようにも見える。イマドキの可愛さを兼ね備えた、いわゆる大和撫子な女性だった。

 そんな彼女の正体は、事務所兼スタジオであるこの箱の所属でメディア露出もそれなりにある看板のひとり、モデル仲間のアリスさん。普段の口ぶりから察するに年は6、7くらい上だろう。姉さんと同じくらいだ。


「あっ、すみません。すぐに避けますので…」

「ふん。いちいち避けなくてもいいわよ。それよりもあるんじゃないの、悩み事。早くしないと打ち合わせ始まっちゃうんだけど?」


 これはあれかい?俺が浮かない顔をしていたから心配で声をかけてくれた、ってやつなのかい?分かりづらいったらありゃしない。


 アリスさんがこのようにぶっきらぼうな口調で話しかけてくるのは俺に対してだけである。周りのスタッフやクライアント、ファンに向けては、そのおしとやかな雰囲気で品行方正をばらまいている。その対応の良さから、業界内外での評判はうなぎ登りらしい。そんな話をちらほら聞く。


 そんな彼女と俺は付き合いが浅いうえに、仕事仲間とはいえ枠を取り合う競合相手でもある。好かれる理由は無いが、特別扱いレベルで毛嫌いされる理由もないハズ。


 俺にも周りに話しかけるように優しくして欲しいな、なんて。


「今日はカナさんも来てるので、緊張しちゃうなと思って」


 この通路を歩いているのが2人きりだからだろう。

 アリスさんは露骨に嫌そうな顔を見せた。


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