第66話

テン達は、尻尾を振り、嬉しそうにじゃれついている。


こんな姿を見たのは、初めてだった。

いつも狼としての風格に溢れ堂々としていた。

それが、今ディーン達が見ている姿は、まるで、飼い主に甘える犬のようだ。



リクが、既にこの男に、旅の事を話していたらしく、

ディーンが近づくと、男が声を掛けてきた。


謎の男「こいつらと旅をしているのは、お前か」


ディーン「そうだが、お前は、誰だ」

(近くに来て気が付いたが、この男、サラと同じ匂いがする。

鼻で感じる匂いとは違って、フェロモンのような独特な感じだ。)

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