第61話

その間、リクとテンは、水蜘蛛に向かっていき、気を引いていた。


ディーンは、水中へ潜り、水蜘蛛に向かって行く。


リクが、果敢に水蜘蛛の足に喰らいつき、

テンは、蜘蛛の糸を逃げながら、

巧みに誘導して、その糸で水蜘蛛の足を絡めた。



その隙に、ディーンは水蜘蛛の下に潜り込み、

水底を蹴り勢いよく腹に剣を突き刺す。



剣は、水蜘蛛の腹を貫いた。

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