第43話
私が街に行くことも増えていった。
今まで、死の森と恐れられていた森の住人に対して、
始めは、冷たい態度であったが、ディーンのおかげで次第に暖かいものに変わって行った。
今では、街に出るとあちらこちらから声を掛けて貰えるまでになっていた。
それを感じていた、源の木が、
森と街の境界をなだらかにして、街と森の共存できる広場を作ってくれた。
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