第24話
私は、切なさで胸が張り裂けそうだったが、彼には何も言わず、笑顔で送りだす。
ディーン「明日、また会いにくるから」
そう言いながら、街への道を嬉しそうに進んで行く。
サラ「待っているわ」と最高の笑顔で手を振り続ける。
彼の背中が見えなくなるまで見送ると、泣きながらミックの背に乗り、
「はじめから…解っていたことよね…」と自分に言い聞かせていた。
ミックは、まるで子供をあやすように私を乗せゆっくり歩いて森の中に消えていった。
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