場面10 真犯人 

依道「まとめてみましょう。


 最初の言葉、『妖精』は、のこさんのヘアーアクセサリーの蝶、和名ツマジロスカシマダラ、英語ではグラス・ウィング・バタフライ(Glass wing Butterfly)のことを指しています。


 で、次の『トリの降臨』は、おちゃまさんが出場した自転車の女子国際大会のことでした。


 そして、殺害された坂佐仁さかさにさんご夫婦は・・逆打さかうちで、四国八十八ヶ所を廻っていました。このため、通常のダイイングメッセージとは逆で、を残しました。


 すると・・

 犯人は・・

 残る一人ということになります。

 つまりぃ・・お前だ・・正岡子規!」


正岡子規「どへええええ! こりゃ、ビックらこいた、屁をこいた、ぶぅぅぅぅぅ! その通りですぅ! 実は、私、坂佐仁さんご夫婦の殺害を依頼されて・・それで、明治時代から現代にタイムスリップしてきたのですぅ💦」


おちゃま「タイムスリップ・・ああ、これのことやな?」


のこ「おちゃまさん。同じギャグはやめなはれ。それに、今の若い女性は、『スリップ』なんて言いませんわ」


おちゃま「どへええええ! こりゃ、ビックらこいた、屁をこいた、ぶぅぅぅぅぅ!」


のこ、キヨっちゃん「真似すんな、ボケェェェ」


依道「あっはっはっはっは。これにて、一件落着じゃああ!」


一同「(頭を下げる)ははあ💦 参りましたぁ💦」

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