第38話 告白2
ーコンコン
「美姫です。お話しがあって来ました。
急ですが宜しいでしょうか?」
「どうぞ」
ドアを開けると、
碧人様は机に向かって、
書類を見ながらサインをしたりしているようで、
こっちは見ないで、「どうしたの?」と聞かれた。
確かに機嫌が悪そう。
告白するような雰囲気ではない。
ーでも色々誤解されているままでもいたくない。
私は覚悟を決めて、
「わ、私碧人様が好きです。
他に好きな人がいたり、私のことが好きじゃなかったとしても…
私が碧人様を幸せにします!!」
と叫んだ。
プロポーズみたいになっちゃった。
私はおそるおそる碧人様の方を見ると、
碧人様はすごくビックリしたようで、
持っていたペンを落として、こっちを見ていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます