第7話
その夜、愛美のスマホにショートメールが届いた。
『ひさしぶり。明日こっちに来な』
同じ団地の2階に住む梨花からだった。
野球部の保護者は『グループLIEE』で連絡を取り合う。
個人連絡先は知らないはずなのに?
不審に思っていたら、
壮太が「小林君から連絡あった?」と訊いてきた。
スマホを持ってない息子同士が、親の携帯番号を教えあったそうだ。
「小林君のお母さんが、便利だからそうしたらって」
やられた!
愛美はしぶしぶ『了解』と返信した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。