【考察:民俗学】朝鮮滅ぼした、から来た、ぼした祭という俗称を消そうとするのは間違っている

──『統合失調症だからって何でも言って、いいよ? ほら、言って御覧?』──


☆☆☆


 2025年3月17日(月)。21時36分。


 タイトルと冒頭言から書いていますが、話が逸れるかもしれません。


 話が逸れる前にXを引用しておきましょうか。


 X。


☆☆☆


 「宇土櫓は宇土のもんや!熊本市民は嘘を言いよる!(気性の激しい宇土市民)」


 「熊本城は攻められたことないとか文建協(文科省建築関係?)の人が言ってたけど、西南戦争で砲弾によりボロボロにされた歴史はどこにいったのですか」


 「「熊本市民はな、ボシタ祭(○○を滅ぼしたに由来)を藤崎宮例大祭と言い換えるしな、宇土城を移築した宇土櫓をその歴史は嘘ですと言う大したヤツらなんや。わしゃ許さんぞ」(主張の激しい宇土市民)」


 「「富合も取られたしな。わしゃ熊本市民を許さんぞ」(気性の激しい宇土市民)」


 「すいませんでした。許してください。罪悪感から幻聴が激しくなりました。熊本市民の皆様本当に申し訳ごさいませんでした。」


☆☆☆


 本当に謝罪の気持ちというか、罪悪感が酷くなって家の家鳴りで、ピキッとか聞こえると「あー舌打ちを神からされてるな」とか感じますね。罪悪感を感じなくなったら人間じゃないでしょう。


 タイトルから書いていると言いましたが、ぼした祭ですね。何ですかぼした祭、って言う人は、藤崎宮例大祭のことを巷では、ぼした祭と言っていたのですね。


 そして、何より。教師の前で「ぼした祭」と言うとマジギレされます。ぼしたは、朝鮮滅ぼした、のぼしたから来ている俗称で、1910年の韓国併合の際に熊本市民が乱痴気騒ぎをやって、馬に鞭を打って、熊本市内を騒ぎ、駆け回ったことから民族的な祭りへと発展しました。それを今では藤崎宮例大祭と言い改めて、「ぼした祭」という差別的な俗称は根絶しようね、というのが高校教師から受けた指導のようなものでした。


 私がぼした祭を知ったのは熊本高校に入ってからでした。藤崎宮秋の例大祭で藤崎宮のでっかいお札が全ての教室に貼られ、ずんぐりとした白馬が熊本高校内に入ってぐるぐる回っていきます。「あれ何?」「ぼした」「ぼした?」「朝鮮滅ぼしたからぼした。知らんの?」と言われて初めてぼした祭と言うのを見ました。藤崎宮例大祭すら知らなかったので、今は馬に鞭打つぐらいの平凡なお祭り行列です。


 「朝鮮滅ぼした祭りでぼした祭って、熊本市民大丈夫か」とその時は思いました。恐らく大丈夫ではないので「ぼした祭」と言う言葉は禁句として教育されていくのでしょうね。


 しかし、ぼした祭と言っていたのは事実です。朝鮮滅ぼしたことによって祭りが出来たことも事実でしょう。それをぼした祭と言い続けたのも事実でしょう。


 その事実を無かったことにした! 藤崎宮例大祭以外に名称はありません!


 これは都合の悪い歴史を修正しているようで、歴史修正主義なのではないかとふと思いました。実際に行っていて、朝鮮人に差別的な俗称を付けていたのならば、それも負の遺産として遺していくのが歴史を正面から受け止めるということではないのでしょうか。


 「俺らの先祖が負の遺産? ふざけているのか」とでも熊本市民の方には言われそうですし、ぼした祭という名称を消滅させようとする人々からは本気で怒られそうですね。でも、怒られるくらいに、誰が見ても駄目だと言うくらいに差別的な俗称の祭りをしてきたのは、決して消してはいけない民族文化なのだと思います。熊本市民というか、当時の人々が朝鮮人に対してどのような態度で臨んでいたのかよく分かる貴重な俗称の一つだと思います。


 差別的な俗称を教育により取り除くのは良くないことだ。ナチスがクリスタル・ナハト、水晶の夜と名称を打ってユダヤ人迫害を美化したことは、世界史上では日本ですら消えていません。逆に美化したことを受け入れたドイツ民族の反省もあって、クリスタル・ナハトという言葉は負の遺産として遺し続けているのでしょう。


 ぼした祭と言う名前を、熊本県民の通の人しか知らないという現象にはしてはいけない。公式にこういう俗称で呼ばれていたことを真正面から受け入れなければならない。そうしなければ朝鮮人への差別的な感情は消え去ることはないでしょう。俗称が消え去っても、偏見は残る。負の遺産として受け継いでいくのが歴史への正しい姿勢なのだと感じました。


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