第12話

教室について自分の席に座る、

教室内には数人、生徒がいた。



私の席の周りは特に誰もいないし、別に話せる気もしないので、大人しくスマホをいじって時間が過ぎるのを待つことにした。



「ねーえ!」


「えっ」



目の前から大きな声が聞こえて顔を上げた。



「おっは〜!」


「おはよう…?」


「ぶはっ!なんで疑問系なの?おもしろ」


「………」


「あ、私内田流亜(うちだるあ)。えっとー、安田蒼ちゃん。よろしく〜」


「よろしく…内田さん」


「なんで苗字なの!?壁分厚〜…」


「えぇ…?」


「流亜って呼んでよ〜」


「…よろしく、流亜」


「お〜!嬉しい嬉しい!」


「………」


「あ〜、よかった。知り合いいなくてやばいなーって思ってたんだよね〜」


「そーなんだ。私もいないよ」


「え!ほんと!?じゃあ仲良くなれてラッキー!」


「うん」



初めは苦手な方かと思ったけど、案外、そんなことないのかも。

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