第3話
お母さんは「あら今日は早いのね」なんて言って微笑んだ。
いつもなら起きた時にはもう家にいないお父さんが「行ってきます」と仕事に出かけた。
私もその後、いつもより20分も早く家を出た。
もしこの日、私がいつも通りに出かけていたら私は
明日も明後日も
同じような毎日を過ごしていたのだろうか。
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