応援コメント

第6話 寝台・夜間」への応援コメント

  • かつて語り合った理想と、崩壊後の現実との隔たりに胸が痛みました。性と社会、自己と他者の境界が曖昧になるなかで、命を繋ぐ決断の重さについて深く考えさせられ、物語に支えられる思いでした。

    作品を読了いたしました。心より感謝申し上げます。

    作者からの返信

    悠鬼さん、ご高覧高評価ありがとうございます、嬉しいです。本作の主題である命の継承まで考察いただいて光栄です。今後ともよろしくお願いいたします。

  • なかなか面白い物語だと思います。
    結末の余韻が非常に嫌な後味になってます。
    (これはこれであり)

    作者からの返信

    XXさん、ご高覧いただきありがとうございます。高評価もありがとうございます。
    結末は正直嫌いな方も多いだろうあなと思いながらも、書いておりました。
    とはいえ、この二人だと避けられない結末だろうとも思います。XXさんの心に余韻を残せて良かったです(悪いとはいえ笑)

  • 人類がほぼ滅亡した世界に残されたのが、LGBTQの一組だった場合。
    将来的にそういう可能性があり得るだけに、予言書になったら怖いですね。
    後藤が最後に決断した気持ち、わかります。
    パートナーがいた分思いは複雑だということもありますが……。それより女の直感で、主人公がどんなに表面的に耳障りのいい言葉を吐いても、本心自分に嫌悪感を抱いていることを察していたのではないかと。
    ギリギリの状況でも、誰でもいい訳じゃない。好きな人と結ばれないなら、せめて自分のことを好きな人と結ばれたい。
    肉体的な性欲より、心の欲が勝つタイプだったのでしょうね。
    主人公は、ロジックじゃなく感情に寄り添う事ができていたら、別の分岐にいけたかも。

    作者からの返信

    和叶さん、ご高覧、高評価、コメントありがとうございます😊
    作品への深い洞察をありがとうございます。おっしゃるとおり後藤は後藤で幸人のことを良く観察していたと思います。
    お互いがお互いのことをどこか軽蔑している部分はあったのかと思いますね。
    幸人もロジカルに考えているつもりで、結局独善的な思考に陥っていたのだろうと作者としても感じます。
    良い方向に行けるのに、なぜか最悪の道を選択してしまう、そういう悲哀も感じて頂けて感謝です✨

  • 最終話ならネタバレ感想を書ける事にようやく気がつきました。
    よく男は理性的、女は感情的だとか逆に男は衝動的、女は計画的なんてステロタイプなことが言われますが果たして今回の場合はどっちだと考えれば良いのか(笑)
    私は本文中で直接書かれていない分、後藤の内面での葛藤と決意が気になりました。人類と言う種を滅ぼしてはならないという義務感より、個人の思いや感情をとった彼女(彼)の中には何があったのか。

    レビューにも書かせて頂きましたが小松左京の『復活の日』をはじめ『トリフィドの日』『300対1』といった古典SFでは人類の破滅の危機下では女性は人類復活の母とならなければならないというパターンが多く見受けられます。しかし今作『あるいは現在のアダム~』が書かれた現代ではそんなに物事は単純に描けませんね。SF読みの一人として面白く読ませて頂きました。

    作者からの返信

    グリップダイスさん、コメントまでありがとうございます。
    いやはや素晴らしい考察をいただき恐縮です。
    ご推察のとおり男女のステロタイプのイメージをかなり利用した作品となりまして、そこまで意識したわけではないのですが、幸人が文系の研究者、後藤が理系の研究者であることも今となっては意味が生まれてしまうかもしれませんね……
    後藤なりの決断の理由があったのだとは思いますが、やはり残りの人間が二人になった作中で、それが個人の好き嫌いなのか、あるいは裏に何かの信念があったかは、わからないところがありますね(幸人は最後まで断定してましたが笑)

    恥ずかしながら、先行作品を抑えておらず、レビューでいただいた小松左京の作品は読まねばと思っておりました。SFを愛する方に読んでもらえて嬉しくもあり、緊張もありますね、ご高覧いただきありがとうました

  • コメント、失礼します。m(__)m

    考えさせられるお話でした。そして、それはあり得ると考えてしまう自分がいます。
    ただ、終末で今後の形は色々なケースが考えうるだけに難しい話でもあります。

    面白い話を、読ませて頂きありがとうございます♪。

    作者からの返信

    めいき~さん読了とコメントありがとうございます。
    「面白い」との感想、本当に嬉しいです。
    ご高覧いただきありがとうございました。