Chapter1 登場人物紹介

 メイカ 19歳


 人形工房【ガラティア】の店主。

 日本からの転生者で、現在は日本での知識を活かして生産をしている。


 性格は基本温厚でめんどくさがり。勉強は嫌いで魔法の練習もあまり好きでは無い。人形作りは好きなので、基本飽きることなくやり遂げることが出来る。同じ物を100個以上制作するとなるとテーブルをひっくり返す。


 ゴーレム魔法の使い手で、この世界では他に比肩する者が居ない。他の魔法もそれなりには使える。


 どちらかと言うと女の子が好きで、指定が自由の依頼では可愛い女の子ばかり造っている。もちろん男の子もイケる。ただし勘違い野郎はNG。


 日本での趣味は人形集めとネットサーフィン。この世界にはネットが無いので、転生したばかりの頃はよく『可愛いのが見たい!』と発狂していた。

 ゴーレム魔法に目覚めると自分で可愛い物を作るようになった。自給自足。




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 ローズ・ラピスラズリ 14歳


 メイカに生み出された自我持ちの人形。

 メイカが5歳の時に造った人形で、自我持ちの人形内では皆の姉に当たる。


 性格は好奇心旺盛で行動的、イタズラも好きだが、真面目な時はしっかり者。


 人形工房【ガラティア】でメイカの生活サポートをしており、掃除洗濯料理などに加えて店番も請け負っている。が、メイカも料理や店番はするので、実質家事折半の同居人である。


 メイカに対しては非常に好意的。主として慕っているが、たまにメイカのポンコツ具合に頭を悩ませている。鷹がトンビを生むとはまさにこのことであろう。


 最近の趣味は料理とメイカの制作を見ること。休日には山を越えた先にある王都までスパイスなどを買いに行っている。よく買い物をするので港町の魚屋や狩猟会の狩人とは親しい。




 ◆◆◆◆◆◆◆


 ビオラ 約2週間


 メイカに生み出された自我持ちの人形。

 ジュール・ハルトマンの依頼で造られた人形で、今のところは末の妹に当たる。


 性格は真面目で誠実。メイドという与えられた役割をしっかりこなそうとしている。


 現在はハルトマンの家でメイドをしており、家事レベルはかなりの物となっている。メイドを始めた時に力加減を間違えて皿を割ってしまい、しばらくしょんぼりしていた。それ以来力加減には慎重になっている。


 メイカの事は生んでくれた素晴らしい母親だと思っており、勉強が苦手なところも可愛いと思っている。

 ローズは面白い姉だと思っており、たまにローズか、教えて貰った言葉を使ってハルトマンを困惑させている。


 趣味はハルトマンの孫と遊ぶこと。二人の孫よりも生まれが遅いため、成長途中のビオラには良い遊び相手となっている。外で走ったりボールで遊んだりしており、同時に魔法の勉強もしている。




 ◆◆◆◆◆◆◆


 ジュール・ハルトマン 74歳


 王都生まれの研究者。

 何度かの表彰経験を持っている。

 妻とは13年前に死別済み。


 性格は穏和で知的。知識を得ることに貪欲で、メイカのゴーレム魔法も研究したいと思っている。


 とある魔法理論を完成させたことで表彰を受け、その賞金で街に屋敷を購入した。その手伝いとして、以前から興味を持っていたメイカの工房を訪れた。


 メイカの事は前から知っており、ゴーレム魔法で敵う者は居ないと直感する程の天才だと評価している。


 趣味は読書で、研究を進める合間などを使って大量の本を読んでいる。最近読んだ本で一番面白かったのは『白の姫』。少し前までは孫と遊ぶことだったが、孫達はビオラに夢中でお爺ちゃんはしょんぼりしている。




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【作者コメント】


 作品をご覧の皆さん。

 ここまで読んで頂きありがとうごさいます。


 この作品は作者がかなり気に入っています。

 と言うのも、実は私人形などの可愛い物が好きなのです。そんなに詳しい訳ではありませんが、現在私の部屋にも沢山人形があります。


 そんな中、『もし人形が動いたらなぁ。』と言う想いが昔からありました。ト◯・ストーリーなどはよく見ていて、人形達が動く度にとても心が躍りました。


 ですが、待っても待ってもこの世界の人形は動き出しません。なので、小説の中で動かしてしまおうと。そこからこの作品は生まれました。


 これからも作者の好きな展開を詰め込んでいく作品になるとは思いますが、少しでも面白いと思った方は良ければ応援や★評価、コメントもよろしくお願いします!


 それでは次の作者コメントでお会いしましょう。またね!

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