華麗なる(?)異種格闘技戦RTA
蠱毒 暦
長すぎる設定資料(一部割愛)
①プロフィール
名前……
性別……女
年齢……18歳(高校3年生)
部活……無所属
肩書き……『3代目帰宅至上主義者』
1人称……ボク
容姿……黒髪ストレート 黒目(うっすらと目にクマがある。)夏服用の制服(白色のシャツと、胸の赤色のリボン、紺色のスカート)を着用。※暑がりなので。右手の薬指に悪魔からの餞別である黒色の宝石(よく見ると白い髑髏が見える)が埋め込まれた指輪をつけている。
②能力
魔法が使えたりとか、そういった超常的な力はない。あるのは帰宅の為に鍛錬…研鑽された競歩と、どんな場所からでも家に帰る事が出来る異常な帰巣本能のみ。
※尚、競歩の速度はギアを上げる事に速くなる。それと()内は、彼女がギアを上げる目安だと考えてくれれば。
デフォルト(普段の陰鬱な学校生活)…中2の運動部の男子が全力で自転車を漕ぐくらいの速度。
ギア1つ(推しのアニメのリアタイの時間に間に合わない焦り)…通学バスよりちょっと速いくらいの速度。
ギア2つ(ゲームの最新Ver.で推しキャラが実装されるという喜び)…コンマ差で、新幹線と同じくらいな速度。
ギア3つ(誰かと会う約束をしていて、何をしてでも間に合わせなければならない時)…音速を軽く超え、一般人だと誰も彼女を視認出来ないくらいの速度。
ギア4つ(唐突に変な場所に勝手に召喚された時。)…次元の壁を突破し、一般人は勿論、武芸を極めた実力者でも反応する事が出来ず、呆気に取られてしまうくらいの速度。
ギア5つ(女の子の日)…既に彼女が帰っていても夜が明けるまで、千を超える彼女の残像が学校中のあちらこちらで右往左往しているくらいの速度。
ギア6つ(友達の意思を継ぐ時)…遠く離れた場所でも世界と世界の境界線をブチ抜き、無茶でも無謀でも自身の全力を持って、友達の代わりに勝つくらいの速度。
③性格(過去)
◯数多ある異世界を滅ぼす事を目的とした組織…『剪定者』に所属していた。コードネームは『愚者』。
◯無数にある人格や肉体といったものを斬り捨てる代わりに、状況によって必要な力を一時的に得られる『権能』を有している。だが、斬り捨てたからといって、完全にそれが自分の中から消える訳ではない。
◯それを使用し、肉体を斬り捨てて『天界』の【嵐の結界】を突破。魂の状態で『箱庭世界』に侵入。数年後…悪魔を崇拝し、悪魔召喚が出来る家柄の分家に転生した。
◯だが、ある少年と出会った事によって、心境に変化が生じ、『剪定者』としての役割も、外の記憶も…全て斬り捨てた。
○あった筈のモノがなくなり、空っぽのまま時が過ぎ、高校2年生の12月25日。残雪家の本家に生贄として、呼び出され…自身の運命を変える老人と出会い…現在にも通ずる、生きる希望を貰う。
◯そして年末。悪魔召喚の生贄として、一族に凌辱された上で無惨に殺された。だが召喚された悪魔に『死』を奪われ強制的に蘇生。問答の末にその手を取り、悪魔の故郷である『煉獄』に旅立つ。
◯そこで悪魔が持っていた『魔道具』によって無限に近い日々を送る内に、その時の人格は摩耗していき自我が消えてしまう前に、自分を悪魔に『奪って』欲しいと頼み、悪魔は渋々ながらそれを了承した。
◯その後は『魔道具』の暴走によってイレギュラーが生じ、何度も何度も白髪の女性に殺されているが、その殆どの記憶は悪魔によって『奪われて』いる。
◯ただ肉体や心の奥底には、当時のトラウマが色濃く、残り続けている。
④性格(現在)
◯斬り捨てられた果て…最後に残った人格。悪魔の事を師匠と呼び、白髪の女性(成人くらいの年代の人)を見ると気絶しそうになる。
◯外に出る事が嫌いで、1分1秒でもアニメやゲームといった娯楽に溺れるのが生き甲斐だが、学校ではそれを一才見せず、ひたすら机で勉強をしている成績優秀系根暗女子。
◯よく運動部の面々や、唯一の友人から勧誘を受けているが娯楽に割く時間が削がれる事を危惧し、自身の競歩をもって全力で拒否している。
◯どんなに急いでいても2段飛ばしといった危ないテクは使わない。帰宅時に他者に迷惑はかけないなど安全第一かつ、華麗に帰宅する事をモットーにしている。
◯友人の他に、アメリカに甘党な自身の半身に近い親友がいる。(彼女は辛党)
◯前までは学校から約17.89kmの山の頂上にある
◯ちなみに『愚者』としての権能は、未だ残存しており、ギアを上げた時の肉体保護の一環で無意識で発動している…ただ、対価は昔とは異なり、有限の人格ではなく、心から無限に湧いて来る感情が代価として支払われている。
※使用例としては、こんな感じです。
(『恐怖』
※②に記載しなかった理由は、彼女がその力をしっかりと知覚していない為。後、競歩の速度は、権能が影響している訳ではなく、彼女の実力の賜物である。
⑤作者自身の想い。
えっと…ごめんなさい。
異種格闘技戦に参加するのに、多分、98%の確率で戦う事なく相手の人に迷惑をかけつつ、ゲームとかアニメ見たさに、イベントそっちのけで、速攻で帰宅するんだろうなぁと確信しているので、先に謝りました。
何せ、彼女の戦場は…帰宅にありますから。
まあ「ボクなんかに優しくしてくれた人が、ボクの所為で…」とか、よっぽどの事があれば拙作の『華麗なる(?)魔王討伐RTA』みたく、戦う覚悟を決めるかもですけど、ギア6つ上げた時の彼女は…悪魔や、白髪の女性程ではないですけど、ヤバいですよ?
もし、相手にアドバイス出来るなら……
『君は実に運がいい。そっとしとけば、帰宅のルートを編み出して勝手に帰るから、そこで待っときな。』
…ですね。いやぁ人選間違えたかな。あっ。質問とかありましたら、お気軽にどうぞ。説明が至ってない部分があるかもしれませんので。
さあ、どうなるんでしょう…楽しみですね。このキャラクターを果たして、どう料理してくれるのか。今から期待が高まります。
けれど彼女なら、どんな形であれ華麗に、このイベントをこなしてくれるでしょう。
ねっ、残雪さん?
……
今日は待ちに待ったバレンタインイベント!!!さて、まずは誰にチョコをあげようか。推しキャラはやっぱり最後に…いやそれとも最初か?これはかなりの悩む。期末試験よりも難題……
「ん…何これ?」
学校から帰宅して早々、玄関前に置かれたパンフレットの手に取り、ボクの部屋の机で内容を確認して、ついため息が漏れる。
(はぁ……面倒。)
「ケケッ…恨むんなら当初、銃女にしようとしてた時に、お前さんの事が脳裏によぎった作者を恨むんだな。」
「え…師匠!?」
その懐かしい声で思わず後ろを振り返るが、そこには誰もいなかった。
了
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます